僕ヤバ@紹介してみる(感想1)

僕の心のヤバイやつ

1巻では後ろで見ているだけの男の子。
主人公は彼です。

僕ヤバはこんなマンガ!

もうすぐ2巻がでるよ!!!
すごく楽しみです!!!

購入を迷っている方へ

全巻揃ってから……という方は買ってよいと思います。
僕ヤバは"市川から見た山田の理解不能さ"を楽しむことができる作品です。
答え合わせができない連載中の今が、最も旬、と言っていいと思うのです。
何考えてんだ山田~~~~~~!!とか、そういうの楽しいですよ。

ざっくりストーリー

自称頭がおかしい市川京太郎の視点で進むお話。

孤独な彼ですら人間関係に巻き込まれてしまう学校という舞台。
足立やナンパイセン、山田の友達である小林、神崎君の想い人である原さん。そんな人達の会話が、ちょっとずつ市川に影響を与えていって……。
孤独と中二病をこじらせた市川の学校生活は静かに、しかし鮮やかに変わっていきます。

僕ヤバの魅力

強烈なキャラクター性を持った市川と山田の二人の関係は言うまでもなく。
個人的に、僕ヤバの魅力は"関係性の上に成り立ったキャラクター性"にあると思います。

本作、静かですが市川は変わっていきます。少しずつだけど確かに。
そしてそんな彼の変化が山田との関係を変えてしまう。
そして、変化した山田との関係は山田の行動を変えます

山田の行動の変化は劇的で、市川は翻弄されるとともに自分の恋の虫を自覚していく……。
山田は山田で、そんな市川にどんどん惹かれていく。

少しずつ、でも確かに加速していく二人の関係。
それがものすごーく青春なのです。

市川京太郎

市川大好きです。
友達がいない、話し相手もいない。
拗らせた心に攻撃的な衝動を抱えてしまっている彼が。

本作の主人公である彼は、山田に期待していることはありません。
でも無意識は山田に惹かれていて、彼女のためにただひたすら陰ながら献身をしていく1巻。
攻撃的な行動と裏腹に、市川のやさしさと行動力がとてつもなく魅力的なのです。

どうすることもできない年相応の性衝動や、自意識による中二病的妄想に自己嫌悪感を示す所はとても人間的で可愛らしいですね。

山田杏奈

矩形で心情を語ってくれる市川と違って、彼女の心は読めません
どうあがいても神の視点から確証を得ることができない山田。
傷つきたくない市川の心に感情移入させてくれる山田は、この作品の良さを惹きたててくれています。

要は、山田が分からないから文学的な作品に仕上がっているのが僕ヤバ。
山田の謎を追うのが本当に楽しいです

あと、そんなの抜きにめっちゃエロ可愛いです。
いじらしさとか、健気さの煩悶が伝わってくるコマとか、最高ですよ?

あと、1話で2言喋れば喋ってるほうの市川のことわかりきってるの凄い。
でもわからないことや上手くいかないことがあるの凄くわかる。
山田は可愛い。

小林ちひろ

もう兎に角かわいいからリンクを読め(語彙力)


足立

アホの子。
ちょっとおバカな男子が好きな人にはスナック感覚に可愛いと思われます。

二巻書影

激動の予感がする2巻
1巻表紙では背後から見てただけの市川が、2巻では山田と向き合う。
もうこれだけでそそられませんか?

今回の感想は、以上です!!

好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ