共通点探し

テンション高めの山田から始まります。
なかなか業が深い回。
ぶっちゃけこの考察は野暮なのですが、書かせてもらいます。

好きなものゲーーーム！！

ウキウキな山田と困惑する市川。
時期は不明ですが、オチからしてKarte28以降かと。

ルール説明

これから私の好きなものを言っていくと説明する山田。
市川が好きなものがあれば、好きと言う遊び。

ゲーム性がない 何目的？ 怖い

単純な共通点探しなのだが、そんな当たり前のことを自分にしてくるとは発想が出てこない市川。
この辺りは山田も探り方が上手くなってきているか。

困惑のままゲームははじまる。

ウェルシュコーギー ミルクティー……

中々絶賛しない市川。
自他に対して共に厳しい市川なので、なかなか山田の思惑にハマってくれない。
一筋縄ではいかない攻略難易度。恋は駆け引きというが、こういう所は意図せずそうなってしまう市川。
後半は言わせる目的が露骨になりはじめる。

ところでミルクティー大好きだね、山田。
なんでかな？

僕はなかなか星5とか付けないタイプだ

市川の理想像の高さがこういう所に出ている気がする。

自分

「自分なんて一番嫌…」
この台詞の業の深さよ。
市川はKarte1から自己嫌悪で入るような少年だった。
理想も高くて現実とのギャップに色々思うところがあるのだろう(ガン見しろの回レベルで普通とか言うんだよ、市川)。

市川気付く

山田が指差しているのは山田。
ここでは山田ではなく自分という意味で。

気付いた市川の戯れ。

好きだ 私も！

殺意がすごい。

市川:(山田を指していたので山田)が好き。
山田:私の好きなものゲームなので"私も"という必要性はない。

詰まる所、すれ違いの告白ゲーム。
こっそり想いを伝えた市川と、市川に告白されたい(？)山田の一幕。

え．

上記の通り市川のこっそりとした告白。
山田の発言には心臓が止まるくらい驚くだろう。

しかし……。

ほら 自分を愛せない人は他人も愛せないっていうし…！

この発言の業の深さといったら。
今の市川じゃ山田を愛せないっていう……。

照れ臭かったためか市川から目をそらす山田。
市川の告白に、珍しく気がついてない？

市川のセーフ発言は"告白がバレてない"事なので、山田の発言のおかしさに気がつく余裕はないのかも。

まとめ

前回のモーメントに引き続き甘々なのですが……。
僕ヤバは切なくて辛くて苦しくて愛しいと、改めて認識させてくる一幕。

こういう自己肯定ができない市川が一番分かりやすく描かれたこのオマケは、とっても大切だと思うのです。

やはりこの時期では素直に相思相愛とはいかない二人。
現状では釣り合わないと市川が一歩引いてしまうことを暗示しているようで、考えさせられてしまいますね。

欄外映画のほんのりネタバレ

そうそう。
メメントとベイブは共に良作です。
是非是非見てくださいね。

メメント好きとかいう中学生がいかにヤバい奴かわかるし、ベイブの優しい世界が僕ヤバに重なっていい夢見れると思います。
この先ほんのりネタバレ。

ま、どっちも誰か死ぬんですけどね。
君オクも親友死ぬし。
すごくこわい。僕ヤバで誰か死なないよね。
アレルギー持ちの有力候補がいるよね、僕ヤバ。
こわい……。考えすぎで眠れない……。

今回の報告は、以上です。