今日は寒すぎて家から出られず、午後になって、外に出てみたら、それほど寒く感じなかったので、近くのスーパーの本屋さんに行った。

　買いたい本は何冊もあるが、お金がないので手が出ない。

　本を買えないほど貧乏になるなんて思わなかった。

　食費も節約して、やっと住宅ローンを払っている。

　持ち家があると、生活保護の申請はできないのだと説明を受けたので、マンションは売ることにしたが、売却できるまでは住宅ローンは払わなくてはならない。

　こんなことになるとは、マンションを購入するときには考えもしなかった。

　３５年ローンは長い。

　住宅ローンの金利はいまは低いが２５年前は高かったのだろう。

　まだ１０年も残っていて、わたしも妹も働けない高齢障害者になってしまったが、団信は非該当になった。

　何のための保険なんだ、死亡保険なら、はっきりそう言ってもらいたい。

　そうしたら、もっと短いローンにしたのに。

　若気の至りだ。

　貯えなかった私たちの考えが甘かったのだが、終わってしまったものは仕方がない。

　妹が病気になるなんて、購入した時には思わなかった。

　この家で迎える最後の新年になる。

　謹んで迎えよう。