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倉敷の新しい色彩

倉敷美観地区に隣接した、倉敷市鶴形にある建築です。建物の色どりが、初夏の風のようにさわやかです。

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日本莚業(にほんえんぎょう)社屋

伝統の色あいを踏襲しながら、新しい色あいを創造しているのが解ります。

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伝統の色(ござを用いたアンティークのコースター)

倉敷を中心に活動する、ガラス作家・平井宏明さん創作の器(右)と、倉敷の隣、矢掛町にある陶磁工房よし野・横山ゆきえ さんによる木蓮を描いた磁器(左)です。

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お二人がそれぞれに苦労して創造した色は、江戸時代に織られた藍染めの古布によく映えます。

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倉敷酒津焼・兜山窯の岡本達弥さん(左)と、倉敷・羽島焼窯元の小河原常美さん(右)、のカップです。

どちらも素朴な民芸から始まった窯ですが、新しい世代になって、西洋画のような鮮やかなシアンの発色が印象的です。和と洋の融合が新境地に達しています。

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