見出し画像

太田潤 吹き硝子展 明日から!阪急うめだ本店くらしのギャラリー

2017.07.26.   

こんばんは。

今日も大阪は暑かったです。
湿度がすごいですね。。
水分など小まめにとって熱中症などには本当に気をつけましょう。

今回も涼しげな会場になりました。
明日から太田潤さんの個展が始まります!

太田潤さんは、小石原焼窯元 太田哲三さんの次男坊。
窯は長男の圭さんが継いで、潤さんは硝子の道を選びました。
まだ赤ん坊の頃に、倉敷ガラスの創始者 小谷眞三さんに抱っこされたことがあり眞三さんがおっしゃられるには、「あれでガラスの種があいつに宿ったんじゃ」ということだそうです。笑
世界各地の吹きガラスを学ぶ旅を経て沖縄で吹きガラスの基礎を学び、後に小石原に築炉した潤さん。草創期には原料を買うお金もなかったので、酒屋などをまわり一升瓶をもらってそれを砕いて原料にしていました。
今もそのやり方に変わりはなく、日本酒やビール、焼酎の瓶、廃棄される窓ガラスなどを使います。
潤さんのコップや小鉢、小さい花入などは常設でもご紹介しており、皆様にご好評いただいておりますが今回はやはり個展ということで、潤さんも気合十分!大物がしっかり届いております。


どっしりとした深緑の瓶。
さりげなく花を活けてもいいですし、そのまま飾っても存在感があります。

大皿や扁壺もありますよ!

こちらは大物ということではありませんが、新しく取り組んだ仕事でワイングラスがたくさん届いてます。

大きめの蓋物もあります。
さて、何をいれましょうか。
当初の予定では明日と明後日の二日間、在店いただく予定でしたが
先日発生した集中豪雨による土砂災害で、小石原のある朝倉の街が大変なことになってます。
街に出ることも大変な状況が続いてますので、今回の在店は中止させていただきました。
楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ないのですが、ご理解頂けますようお願い申しあげます。
弊社のスタッフがフェイスブックでも投稿しておりましたが、今回の出品物は本当にどれも素晴らしく出品数も実は潤さん至上初の400点越えの品揃えになっているだけに、潤さんが会場に来れないことが本当に悔やまれます。
色々書いてしまいましたが、是非フラットな気持ちでご覧になってください。
本当に見応えのある会だと思います。
奇をてらわずに、淡々と続ける仕事。少しづつ少しづつ前に進む仕事。
明日から、皆様のお越しをお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。