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ご来場感謝!【渋谷川酒場寄席〜暑気払いの会】

旧六月三日。二十四節気では昨日【大暑】に入りました。まさに夏のピーク。水瓶が心配ですが、夏を謳歌しつつ暑さに負けぬよう元気に参りましょう。

昨夜は、【渋谷川酒場寄席〜暑気払いの会】(出演:立川志の八、立川志の春)を開催しました。蒸し暑い陽気の中、たくさんの皆様にお運びいただきましたことを感謝いたします。ありがとうございました。

志の八さん、志の春さんが揃って出演されるのは、前身の【居酒屋寄席】を通じて4回目。立川志の輔一門で前座修行を共にした兄弟弟子の息はピッタリと合い、会全体を一つの世界のような空気で包み込みました。

まずは、志の春さん。古典落語の『棒鱈』です。田舎侍と気が短い江戸っ子のタンカによる丁々発止が実に軽妙。笑いどころ満載の滑稽噺でした。続いての志の八さんは、名工・左甚五郎の逸話『竹の水仙』。講談の一説を落語にした噺なので、一本調子になりがちのところ、宿屋の主とおかみのやりとりを膨らませ、爆笑人間ドラマとして楽しませてくれました。

落語の後は、お二人のトーク。志の輔一門のあれこれなど、ここでもまた息の合った話を聞かせてくれました。ところで、志の春さんのまくらに始まり、会を通じて弟弟子の志の太郎さんのユニークなキャラクターに話が及びましたが、次回【渋谷川酒場寄席〜晩秋の会】では、その立川志の太郎さんが出演されます。もうひと方は、談春一門の立川こはるさん。10月29日(日)に開催します。こちらもお楽しみに。詳細近日発表します。

第二部の宴では、地酒屋ニュー信州がセレクトしたお振る舞いのお酒「幻舞 純米吟醸 愛山 無濾過生原酒」(長野市川中島・酒千蔵野)で乾杯。さらには、大きな西瓜のお振る舞いもありました。

ニュー信州による肴は、夏バテ防止にも一役買いそうな、もずく、ひじき、つくね芋、あさり、トマトといった優しい食材がずらり。志の八さん・志の春さんを交えての宴は、話に大きな花を咲かせていました。


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