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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

無印良品、群言堂、ハグオーワー、天然生活…美的感覚の転換点はどこにあるのかを考えてみる

「これが美しい」「これにときめく」「こっちはそうでもない」といった、自分の中の美的感覚は、いったいどこからきているのでしょうか。 日頃一緒に仕事をしているスタッフの中でも、似ているとはいえ微妙に「これがいい!」というのは違うし、もっと言えば我が家の双子の娘は、それこそ生まれる前から18歳までずーっと同じ家で同じように育ってきたのに、好きなもの・嫌いなものは全然違う。不思議だなあ…と思います。 専門的なことは分からないのですが、自分の中で「美的感覚が変わった」とはっきり意識

「あの人に贈りたい」、という気持ち。

人に贈り物をするとき、自分用にものを選ぶ時よりもテンションが上がってしまう。そんなことありませんか? 何を贈ったら喜んでくれるだろうか、と考え、あれこれ悩みながらプレゼントを選ぶ作業は、かなり楽しい。春からのステイホーム期間を経て、「会えない人に気持ちを贈る」ということの楽しさをあらためて感じました。 今年の夏のこと。 京都に暮らす同郷の友人が、「今年は社会情勢を鑑みて、お盆の帰省を諦める」と連絡をくれました。いつも、関西に行くときには泊めてもらい、まだ知らない京都をい

「好き」を仕事に。× 地域デザイン

くらしアトリエの活動のひとつに、「地域デザイン」、すなわち島根・鳥取を中心に地域で活動する方々を「デザイン」というツールで応援しよう、という事業があります。 NPOとデザイン。両者が交わるところにあるのは、例えば 「念願の新規創業をするのだけど、ホームページのデザインをお願いできませんか」 「ずっとやりたかったお店を開きます。ショップカードを作ってもらえますか」 というような、何か新たな世界に一歩踏み出す、「チャレンジのお手伝い」をする、という意味合いのデザインが多い

「心身ともにヘルシーで」を痛感した2020夏の話。

久しぶりの「時々、コラム」は何を書こうかな…と思っていたのですが、この夏に感じた「心身ともに健康であることの大切さ」について。 梅雨の時期に、自宅で自己流の体幹トレーニングを始めました。 今までも何度かチャレンジしては飽きっぽい性格からすぐやめてしまう…ということを繰り返していたのですが、年齢も年齢だし、痩せたいとか細くなりたいとかそういうことではなく、「なるべく長く自分の足で歩けるように」という、ささやかな理由から、あらためてスタート。今はトレーニングの動画をInsta