見出し画像

一歩踏み出すこと、踏み出さないこと。

おはようございます。

梅雨本番、で雨ばかり。憂鬱になりがちですが、1週間頑張りましょう!

金曜日に開催された「素敵な人がやってきた」シリーズ。農に携わるおふたりを迎えてのお話会は、おかげさまで無事終了しました。参加された方のInstagramやいただいたメールから、充実した会であったことがうかがえて、こちらもうれしく思っています。

農家のお話、ということで、作物へのこだわり、土づくり…そんなお話になるかと思っていたけれど、自然の流れに任せて、人はそれを見守り、時に助け、実ったものをいただく、といういわば当たり前のことを全うされていることに、皆さん心を動かされているように思いました。

そして、参加者の方から「4月の地元を愛する集いに参加したことで、いろいろな出会いがつながり、世界が広がった」という声もいただき、本当にありがたくうれしく思いました…活動をやっていてよかったなあ、と思う一瞬です。


一歩踏み出す。

このことが、大げさではなく、本当に人生を変える。

そのことを、私たちくらしアトリエは身をもって体験しています。12年前にドキドキしながらホームページを開設し、3人で発信を始めてから、いろいろな出会いをいただき、時には体当たりでぶつかりながら、ころころと坂を転がるように活動の幅が広がってきました。あの時一歩踏み出していなかったら、きっと今でも発信を受け取る側で、それはそれで楽しい人生だったかもしれないけれど、今のような充実感は得られなかったかもしれません。

でも同時に、一歩踏み出すことの難しさも知っているつもりです。そして、世の中には思っているよりシャイな人が多く、目に見えるにぎわいやトレンドの向こうに、大勢の「言わないけど、考えている」という人がいることにも気づきました。人はそんなに簡単に一歩は踏み出さないし、声をあげない。

だから、お話会やイベントに「参加する」ことはしなくても、レポートを読んでくださったり、こうして日々の発信に目を向けていただくことで、何かを感じていただいたり、毎日の暮らしの中でふと思い出していただいたりすることも、自分たちの大切な役目だと思っています。

そして、できればいつの日か「シマシマしまね」に足を運んでもらえたらうれしいです。

皆さんに島根の楽しさ、豊かさを伝えられるよう、自分たちも常に前を向いて研鑽していかねば、と気持ちを新たにしました。


…そういえば土曜日には、自分たちがつくったデニムを移動販売しながら、47都道府県をキャンピングカーですべて回るという活動をしている人たちが、シマシマしまねに来られ、いろいろお話をしました。一昔前には「?」な活動だったであろうそんなプロジェクトも、いまは認められ支持される世の中。多様性だなあ、と感じました。

興味のある方はこちらからどうぞ。↓






サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。