今日はちょっと趣向を変えて。

暮らしの中で、「これがあると気分が上がる！」というもの、皆さまお持ちではないでしょうか。

暮らしをテーマにしている私たち「くらしアトリエ」。スタッフそれぞれが、自分の暮らしを楽しむことをベースに活動しています。なので、こだわりのもの・こともたくさん。

今日はその中から、いつもnoteを書いている私の「気分が上がるもの・下がるもの」をご紹介します！

はじめに、私の「暮らしの中で気分が下がるもの」を３つご紹介。

◎お風呂掃除をするときの、あの変なスリッパ？みたいなやつ　…普段は見えないように隠しているのですが、アレを履くとなんだかしょんぼりします。かわいいお風呂用スリッパを、もう７～８年探しています。

◎義母が育てていた「金のなる木」　…同居していた義母が丹精込めて育てていたので何も言いませんでしたが、見るたびに心の中で「…金はならんだろ…」とツッコミを入れていました。

◎ホームベーカリーで焼いた食パンのかたち　…これは私だけかもしれないのですが（スタッフに言うとすごく面白がられました）、ホームベーカリーで食パンを焼くと、普通の食パンとは違う形になるじゃないですか。アレが、どうにも苦手なのです。底に羽根があるから、パンに穴が開いちゃうのも苦手で、そのまま焼けば食パンができるのにもかかわらず、我が家では「ホームベーカリー＝パンをこねる機械」となっていて、必ず自分で成形してパンを焼いています。

めんどくさいなあ、と思われるかもしれませんが、十数年前に初めてホームベーカリーを買ってからというもの、ずっと貫いているこだわりです…どうでもいいかもしれませんが…。

食パン、丸パン、ベーグル、ロールパンなどなど…変なこだわりのおかげでパンのレパートリーは増えたように思います。

次に、気分が上がるものを３つご紹介。

◎気分が上がるもの・その１＝家の中にちいさな草花

庭にいろいろな草花を植えています。ハーブやバラなど、季節ごとにその草花を家のあちこちに生けると、その場所を通るたびに「ふふふ」と気持ちが明るくなります。

「シマシマしまね」のあちこちにも、家から持ってきたお花や、前庭に咲いているハーブやクローバーなどを飾っています。お花や緑があると暮らしが豊かになるように思いますが、私の場合それは観葉植物や豪華なアレンジよりも、ひっそりと小瓶に生けた草花なのです。

◎気分が上がるもの・その２＝お弁当包み

ムスメが2人いて（双子）、中学生に上がったときから毎日お弁当を作っています。オットも毎日お弁当なので、３つ。シマシマしまねのオープン時は自分自身もお弁当を持って行くので４つ。

4つのお弁当を作るとなると、「昨日のおかずの残り」というわけにはいかないので、週末に常備菜を作っておいたり、冷凍食品を使うことも。大事なのは毎日楽しんで作ること！だと思うので、無理しないことがこだわり。なので、いつも70点くらいのお弁当です。

毎日のお弁当作りをどうやって乗り切ろう、と考えた6年前に作ったのが、くらしアトリエと天野紺屋さんのコラボによる「いただきます、のお弁当包み」。「いただきます」「ごちそうさま」「おいしかったよ」の文字が、大ぶりの風呂敷の四隅に入っています。

お弁当を持たせるときには「いただきます」が見えるように。

持って帰ったときには「ごちそうさま」もしくは「おいしかったよ」が見えるように。

毎日のことだからついつい当たり前に思ってしまうお弁当も、こうやって日々ことばのキャッチボールができると、ちょっと気分が上がります。

お弁当作りもあと少し。心の中でカウントダウンをしながら、早起きを頑張っています。

◎気分が上がるもの　その３＝かつおぶし

先日の「夏のお楽しみ便」でも扱わせていただいた「松ヶ枝屋」さんの削りたてのかつおぶし。お店が近くにあるわけではないのでいつも手元にはありませんが、出雲に出かけた時にはふわふわのかつおぶしを買うのが楽しみのひとつになっています。

お豆腐、おひたし、おにぎり…なんてことないおかずも、「よし、あのかつおぶしをかけよう…」と思うと気分が上がります。

おいしいお肉やお魚などのごちそうももちろん気分が上がるけど、毎日食べることは難しい。だけど、かつおぶしは毎日食べても飽きないし、それでいて普段の料理を格段に上質なものに変えてくれます。厚揚げをカットしてカリカリに焼いたのに、ふわふわのかつおぶしをネギや大葉などの薬味と一緒にたっぷりかけて、ぽん酢でいただくのが家族中大好きで（しかも簡単にできる）、この夏は何度となくこの料理を作りました。

…いかがでしょうか。皆さんも気分が上がる暮らしの中のもの・こと、考えてみてくださいね。