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「地元を愛する集い Vol.2」開催しました!

おはようございます。

すでにInstagramなどで参加者の方が発信してくださっているのですが、20日(土)に第2回目となる「地元を愛する集い」を開催いたしました!

とっても楽しい時間だった!当日の様子をレポートしますね。

お天気も心配したのですが(前日に土砂降り)、皆さんの願いが通じたのか、ぴかぴかの晴天になりました!

会場は、眺望が自慢の「畑展望公園」。私たちが拠点としている「はたひよどり」の地域の皆さんが誇りを持って管理されている公園です。

ここに、「地元素材を使った料理」を持ち寄って、皆さんで楽しくお昼を食べる、という集いです。

風もなく、まさに絶好の展望公園日和!

参加してくださったのは、前回に続いて2回目、という方、そして今回初めて!という方、お子さんもあわせて19名の皆さん。ありがとうございます!

お料理と作った方のお名前が一致するように…どんな方法にしようか、と考え(前回はお料理名と名前が一致しなくて、皆さん「チリコンカンさん」「そばパスタさん」と料理名で呼び合っておられた…それはそれで楽しいけど)、スタッフが発案してくれたのが、このガラス瓶。

お名前とお料理の特徴(使った地元素材など)をその場でミニカードに記入していただき、瓶に結びつけました。お花を添えて。

さらに今回は黒板も準備して、皆さんのお料理を紹介させていただきました。

持ち寄られたお料理、それぞれとーってもおいしかったので、ご紹介しますね。

ながせファームの野菜たっぷりのピザ …生野菜がたっぷり乗った美しいピザ!バジルソースは自家製。ひのきのプレートはお父さまが作ってくださったのだそうです。

地元・斐川「かんばだん」のトマトケチャップとトマトをソースにしたピザ …トマトの甘さがすごくおいしく、お子さまにも人気でした。

根菜のアクアパッツァ …れんこん・ごぼう・こんにゃくなど、まるで筑前煮の材料なのに、アクアパッツァ!とっても複雑な味わいに仕上がっていました。

割り干し大根の洋風煮込み …「今年は災害が多かったので、防災の食材としても活用したい」と、乾物を使ったお料理。その意識が素晴らしいな、と思います。

ワカモレ …GOOD LIFE FARM さんのコリアンダーが決め手。トルティーヤチップスと合わせて。パクチー好きにはたまらない味!

秋のキッシュ …さつまいも・きのこがもりもり入っていました。かわいい!と歓声がひときわ大きかったキッシュ。具材がたっぷり入っていて食べ応えがありました。

ハッシュドビーフ …島根和牛の切り落としを使って、とろっとろ。お子さまを中心に大人気でした!お肉のコンディションで味わいも変わってくるのだそうです。お料理上手なのがよく分かりますね。

フォカッチャ …雲南市の「宮内舎」さんのフォカッチャミックスを使って作ってくださいました。ハッシュドビーフにもよく合いました。

猪フランクのキッシュ …なんと自らさばいたイノシシを使ったソーセージが入っているというキッシュ。皆さんびっくり!オロチの爪(唐辛子)入りだそうです。きんぴらも入っていておもしろい!癖のない味わいでおいしかったです。

クラムチャウダー …秋の気候にぴったりだったこっくり味のチャウダー。野菜のおいしさがしっかり伝わる味わい。木次乳業の牛乳を使っておられました。ひとり3杯飲んだお子さんも!

おにぎり&卵焼き …「シマシマしまね」から見える田んぼでとれた新米を使って作ったおにぎりは、津和野の小松菜ふりかけを混ぜ込んで。島根の卵を使った卵焼きも添えました。

八雲梅鰹出汁 …自ら開発中の調味料を持ってきてくださいました。梅酢ベースに、かつお出汁のうま味がぎゅっと詰まっていて、何にでも合いそう。開発のストーリーもうかがい、勉強になりました。

いざ実食!

皆さん、「おいしそう~!」と声をあげながらいろいろな料理をチョイス。

「おいしい!」という声から、どうやって作ったの?どこの素材?こんな手の込んだ料理いつ作るの?などなど、瞬く間に会話が広がります。

よく「ひとりでも大丈夫ですか?」「お料理があまり上手じゃないんですけど…」というお問い合わせをいただくのですが、常に「どなたでも、おひとりでもぜんっぜん大丈夫です!」とお答えしています。

そう私たちが断言するひとつの理由が、「食」がテーマの会だから。ごはんを囲むと会話が弾むし、暮らしの背景が見えて、その人のことがより深く理解できると思うからです。

今回不安だけど来てみた、という方も、思わぬご縁で参加者の方の中につながりのある方がおられたり、SNSを通じてもうつながっている方どうしだったり。島根は狭い!そしてご縁の国、というのをあらためて実感しました。

お腹いっぱいだわ~、と言いつつも「こっちも食べたい!」「半分こして食べましょうか」といった会話もあちこちから聞こえてきて、ほんわかした雰囲気でした。

お子さんたちはそり滑りに夢中。遊んで食べて、また遊んで。大人はゆっくりお話をしたり、写真を撮ったり。

最後にスイーツタイム。こちらも充実のラインナップでした!

キャロットケーキ …ながせファームさんが、自分で育てた人参を使って作ってくださいました。シナモンとオ―ルスパイスが入って、クリームチーズとの相性も抜群。特に息子さんに大人気でした(笑)。

ハロウィンマフィンとシフォンケーキ …「お子さまにぜひ」と持ってきてくださいました。プルーンやりんごジャムなど、季節の素材を入れて焼いてくださっていて、パッケージもかわいかった!

4種のマフィン …栗や柿、りんごといった素材を、浜田市三隅町の地粉・全粒粉を使って焼き上げてくださいました。見た目もかわいい!具材の切り方や甘さの調整など、こだわりたっぷりです。

飲み物はコーヒー(はたひよどりブレンド・スタッフのハンドドリップで)と、お子さまには、

当日来れないから、とお客さまから託された自家製のブラックベリーシロップでサイダーを。

あーお腹いっぱい、と、皆さん時間を過ぎてもゆっくりされていました。


後片付けを手伝ってくださったり、今回も楽しかった!と言っていただけたり、またやってくださいね、と声をかけてくださったり。今回も参加者の皆さんにたくさん助けられました。本当にありがたいです。

この集いに「ぜひ来てくださいね」とおすすめする理由のもうひとつが、参加してくださる皆さんのお人柄です。

私たちは企画をするだけで、進行が得意というわけではなく(むしろ苦手)、さっぱり気も利かないのですが、参加してくださるほかの皆さんがとにかく素敵なのです。今回も、来られたすべての方が気持ちよく帰っていただけるようにそれぞれの方々が気を遣ってくださり、お話を広げてくださっていました。

集いを通じてまだ知らぬ人に出会い、世界が広がったり、次の約束ができたり。ささいな会であっても、「あ、ここに住んでてよかったな」と思っていただければ…そんな思いで企画しています。

そして、食材というひとつのツールから、島根の魅力、地元の豊かさにあらためて触れていただくことが、目的のひとつでもあります。私たちなりの地域へのかかわり方、一緒にまた楽しんでいただけたら嬉しいです。

これから雲南はどんどん寒くなってきます。次の「地元を愛する集い」は来年の春の予定です。今回は参加できなかったけど、興味がある、という皆さん、ぜひ次回はご参加くださいね!

参加してくださった皆さま、公園を管理してくださっている自治会の皆さん、本当にありがとうございました!





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