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源氏巻をご存じですか?&本日「シマシマしまね」オープン日。紫式部の本も置いています。

おはようございます。

本日「シマシマしまね」オープン日です。12時~15時、「オープンスペース.美南」さんの離れスペースにてお待ちしています。

「山の図書室」も、マイクロライブラリーと離れの蔵書のみとなりますが、オープンしています!

昨日のnoteで益田市に行ったことを書きましたが、その後、足を延ばして津和野町まで出かけてきました。

津和野と言えば「源氏巻」。「源氏巻」と言えば「源氏物語」。「源氏物語」と言えば「紫式部」。そして、「紫式部」と言えば「大河ドラマ」です!よね?
いま放映されている大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部が主人公。
まだ始まったばかりですが、個人的には面白くて毎週、とても楽しみにしています。これを機に「源氏物語」にもう一度触れたいな…と、本も購入したほど。

そんな「源氏物語」に名前の由来があるのが、津和野のお菓子「源氏巻」。

源氏巻とは…津和野町の銘菓で、あんこをカステラのような薄い生地に包んで巻いた長方形のお菓子です。細長くて平べったいのでかさばらず、ちょっとした手土産にぴったりの価格帯ということもあって、津和野を訪れたら皆さん買って帰るというくらい、定番の和菓子です。

江戸後期、「忠臣蔵」で有名な吉良上野介(きらこうずけのすけ)に、津和野の家老がこのお菓子を送ったことが起源だと言われています。吉良に辱めを受けた藩主を救うため、箱の底に小判を敷き詰め、その上にこの巻物のようなお菓子を並べて贈り物とし、吉良はたいそう喜んだのだとか。

また、江戸から津和野に着任した藩主の奥方を慰めようと考案されたのが最初、という説も。紫のあんこを見て、「源氏物語」の歌「手に摘みて いつしかも見ん紫の根に 通いたる野辺の若草」にちなみ、「源氏巻」と名付けられたとも伝えられています。

津和野町には源氏巻を作っておられるお店がいくつかあるのですが、今回は「山田竹風軒」さんで購入しました。

ひとつずつ、「源氏物語」をイメージさせる絵巻物風の包装紙でラッピングしてくださいます。十二単の女性が描かれていて、これぞ源氏物語!という感じ。

しっとりとやわらかいあんこと、外側の生地がいいバランスで、お茶だけでなくコーヒーにも合う味わいです。

「山の図書室」には、紫式部や源氏物語をテーマにした本もあります。
お茶を飲みながら、気軽にちょっとお勉強…という雰囲気で楽しめる本ばかり。興味のある方は、ぜひお声がけくださいね。

2月のスケジュールは下記のとおりです。連休などもあり、オープン日が少なくなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。


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