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暮らしの中に、アンティーク。

おはようございます。

はたひよどりの施設をクローズしていることもあり、日中、自宅で過ごすことが多いこの季節。

家を快適に過ごすためには、極力ものを置かない・シンプルに過ごす、というコツが必要、と思いつつ、かわいいものにも惹かれます。

アンティークもそのひとつ。ひとつあるだけで、暮らしに灯がともるようなあたたかみを添えてくれる気がします。

アンティークとの出会いはもともと、雑誌で紹介されていた雅姫さんのインテリアを見て衝撃を受けたことがはじまり。当時、雅姫さんの暮らしは憧れそのものでした。それまでの「アンティーク=猫脚、貴族趣味」あるいは「アンティーク=カントリー」というイメージとは違う、新しいアンティークを見せてくださっていました。

最初に買ったのはホーローのフラワー缶。家に来るまでドキドキしたものです…。そこからひとつずつ、少しずつご縁があって手に入れたものたちが、いまも家のあちこちで活躍しています。

毎日のコーヒーも、アンティークのマグカップで飲むことが多いです。キンバリーシリーズなどは、以前は絶対に買わなかったであろうデザインですが、ivi cafeさんでこのカップでカフェラテを飲んだ時に、あ、素敵だなと思いました。基本的にあまり色のないインテリアが好きですが、だからこそ、緑や黄色のマグの色に元気をもらっています。

アンティークの魅力は今にないデザイン、素材などもあると思いますが、私がいいなと思うのは、遠い昔(あるいは少し昔)、誰かがそれをいとおしみ、使っていたという歴史です。

どの国でどんな人が、どんな思いでその雑貨を買い求め、大切に使っていたのか。なぜその雑貨が巡りめぐって我が家にやってきたのか…そんなことを考えるとわくわくしてきます。まさか、フラワー缶に文字通り「小麦粉を入れて」使っていたであろう当時の方は、私がその中にペットフードや消臭スプレーを入れていることを想像もできないでしょう。

そして、私が今持っているこのアンティークたちが、この後どこへめぐっていくのか…歴史と言うとちょっと大げさかもしれませんが、ものを通して自分がいま、この世界に生きていることを実感する…そんな魅力も、アンティークにはあるんじゃないかと思います。



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