おはようございます。

今日もシマシマしまね、10時～15時オープンしています。

昨日は午前中はとっぷりと霧の中で、幻想的な風景が広がっていました。お天気もずっと良くないようですが、気持ちは明るく！過ごしましょう。

さて、再入荷の商品のお知らせです。

◎邑南町「龍岩さんのあられ」入荷しました。シマシマしまねでは、不動の人気ナンバーワン商品です。今回の入荷でひと区切り、次回は9月以降になりますので、お買い忘れのないようにお願いいたします。

◎海士町「あまのーら」入荷しました。こちらは、次回は10月以降となります。島の手摘み野イチゴが入ったフレーバー、おいしいですよ～！ぜひお試しください。

◎同じく海士町の「amairo」さんのイヤリングがたくさん入荷しています。「amairo」さんと「あまのーら」の作り手さんは同一人物。なので、こちらも次回の入荷は秋以降となります。

今回はヌーディーなカラーのものが主となります。夏に良く似合いそう。こちらもぜひ、直接ご覧ください。

さて、先日のことですが、打ち合わせと仕入れのために島根西部に出かけた際、江津市の「森のレストラン」でお昼ごはんをいただきました。

「森のレストラン」は「いわみ福祉会」という社会福祉法人が運営しているイタリアンレストランです。コンセプトは「人びと・物・情報・サービスなどを1本の木に例え、それらが自然と集い、繋がり、大きくなっていく、そんな場所でありたいという願い」とのこと。

レストランの中では、障害のある人も一緒に働いています。いろいろな人がいて、それが木の集合体＝「森」、というコンセプトにもつながっているのだと思います。なるほど！

最初に訪れたのは何年か前、まだオープンして間もない時で、福祉のレストランであることを知らずに入店しました。そして、応対がとても気持ちが良く、頂いたお料理がとてもおいしくて、それ以来大好きなお店なのです。

駐車場に車を停めると、お店の中でその様子を見てくださっていて、ドアを開けて挨拶してくださいます。おすすめのお料理も説明してくださるし、ていねいに給仕もしてくださる。

そして、ピザもパスタもすごくおいしい！（画像は前菜のライスコロッケ）

お店の中を見ていると、それぞれのエリアには指示を出すスタッフがいて、全体を見まわしつつ、どのスタッフもスムーズに働けるよう、それでいてお客さまにも負担がかからないよう、綿密に目配りをされているのが分かります。スタッフはそれぞれメニューを持って行く、お水を運ぶなどの仕事を持っていて、皆さんとても一生懸命なのが伝わってきます。

お客さまが多くなると笑顔を保つのも大変だと思うし、いつも同じように事が運ぶわけではない。そもそもこういうレストランは社会を良くしよう、という高い意識がなければできないことなんじゃないか、と、ランチをいただきながら思いました。

最近よく「多様性」って言うけれど、本当の意味でのダイバーシティってこういう空間がもっと増えて醸成されていくところにあるんじゃないか、と感じます。お客である私たちも、誰もが気持ちよく過ごせる島根であるために、意識しなければならないことがたくさんあるなあ、というのにも気づかされました。

江津はほかにも「風のえんがわ」さんや「蔵庭」さんなど、おいしいレストランがたくさんあるので迷ってしまうのですが、皆さんもお出かけの際は、一度「森のレストラン」を訪れてみてくださいね。