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「山陰のモンサンミッシェル」へ。

先週、益田の唐音水仙公園に出かけたことを書きましたが、その続き。
益田から足を延ばして、津和野町まで行ってきました!

お目当てだった「ざら茶」の上領茶舗さんのカフェはお休みで残念でしたが、「みのや」さんでおいしいごはんを頂き、街並みを歩き、源氏巻を買って…短い滞在時間でしたが、楽しく過ごせました!

ふきめし定食

平日だったので観光客の方もちらほら、といった感じで、のんびりした時間が流れていました。

その後、まっすぐ帰るのはなんだかもったいないね、ということで、急きょ寄り道をしたのが「山陰のモンサンミッシェル」とも呼ばれている「衣毘須神社」。
益田市の小浜町というところにあるのですが、ご存じでしょうか。

最初聞いた時は「モンサンミッシェル…?」と懐疑的で、向かう道中も「がっかりして帰るパターンかなあ」なんて話していたのですが、細い道を海へと下り、海岸が見えてきたら、いろいろ吹き飛んで「きれい!!」と叫びながら走り出していました(笑)。

とにかく透明度の高い海…益田の海はきれいですね~。

今回、お天気が良かったこともあって、海の美しさをすごく感じました。

ちいさな丸い石がたくさんある海岸なので、波が寄せたり引いたりするたびに、からからととても心地よい音が。聴いているだけで癒やされます。

ちょうど日が傾き始めた頃で、海岸線にもそこはかとなく切なげな雰囲気が漂っていました。

大潮の際は参道が海水に消えて島へ渡れなくなることが、「山陰のモンサンミッシェル」の由来みたいです。

時間を忘れて歩いたり写真を撮ったり…良い時間を過ごせて大満足でした。

山陰のあちこちのこういった美しい場所を訪れるたびに思うのですが、こんなにきれいで圧倒されて心が浄化されるような風景なのに、周りに誰もいない、というのが本当にすごい。

数十分、景色を堪能しましたが、どなたも訪れず…完全に貸し切り状態でした。

大きな岩のような島の上に立つ衣毘須(えびす)神社は、漁業の神様として、松江市の美保神社から分霊されているとのこと。きっと、このあたりの漁師の皆さんのよりどころなんでしょうね。

「きれいだったねー」と大満足で帰路につきました。

季節が違うとまた、違う風景に出会えそうな気がします。津和野も益田も、まだまだ知らないことがたくさん…また訪れたいな、という思いを強くしました!


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