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あすは立ち上げ記念日!19年経っても変わらぬ「住んでいる土地を楽しむ」の心。

おはようございます。

早いもので、もう3月。
昨日は久しぶりに暖かく、事務所のある「オープンスペース.美南」さんのあたりも春の陽気、といった趣でした。

さて、イベントの準備でバタバタしておりますが、あす3月6日は、私たちくらしアトリエの「立ち上げ記念日」。
2005年3月6日、今から19年前に、くらしアトリエはホームページ「SLOW+SLOW(スロウスロウ)」をオープンさせました。

ひょんなことから出会った女性3人が、「日々の暮らし」「山陰の暮らし」を足元から見直し、磨き上げていこう、と志をひとつにし、活動の軸として「インターネット」を選択し、ホームページを立ち上げた、まさにそれが3月6日なのです。

始めた頃は、まさか19年も続くとは思っていませんでした~。

あの頃はまだ徹夜もできたし、何も知らなくて…でも、無知だからこそ正面からぶつかっていくこともできたなあ、と思います。はじめましての生産者さんに飛び込みでお願いに行ったり、経験値がないからこそ「なんでもできる」と思い込んで、即行動!みたいな前向きさも今よりたくさんありました。失敗もたくさんしましたし、涙もたくさん流しましたが、活動を通じて、他では得がたい経験をたくさん、させていただきました。

19年が経ち、いろいろと経験を積んで、あの頃みたいに向う見ずに突っ込んでいくことはもうあまりしなくなりましたが、でも「楽しいこと」「わくわくすること」に前向きなのは変わりません。「くらしアトリエならでは」なオリジナリティのある企画やものづくりにいつも真剣に取り組み、楽しんでいるうちに、19年が経った…というところでしょうか。

これも、支えてくださる皆さまのおかげ。
生産者や作り手の方はもちろん、行政や公共団体のサポート、隠岐・雲南・そして斐川と拠点を変えるたびにお世話になった方々、イベントにお越しいただく皆さま、そして、このnoteやSNSを通じて応援をしてくださる皆さんあってこそ、の19年でした。

法人化してからはコンセプトもぶれることなく、地域と暮らしを考え、楽しむための活動をずっと続けてきました。その中で出会った方々とのご縁は私たちにとって、大切な財産です。

皆さんの思いを受け止め、発信することが使命でもあり、昨年作った法人化15周年記念冊子「日々 綴ってきた」にはそんな自分たちの思いをぎゅっと詰め込みました。ご縁を頂いた皆さまの「これまでの15年、これからの15年」を取材し、まとめた冊子です。

出会った19組の皆さんのお話を読むと、時代の流れや、地域を巡る変遷も何となく伝わってきます。

おかげさまで、一旦完売し、増刷いたしました。

自分たちとともに15年を経て、さらにパワーアップして次のステージに向かおうとされている方、「終わり」を見据えはじめる方、全然違うことを始めた方などさまざまですが、自分たちが人に恵まれていたということ、積み重ねてきた日々の中で、各地にこうして尊敬すべき人たちがたくさんいる、ということのありがたさもひしひしと感じます。

なにより、ずっと続けてきたこと自体が、自分たちの財産。

これからも自分たちのペースで、「地域と暮らしをつなげる」ことをミッションとして、島根で暮らすことの楽しさ、豊かさを発信し続けていきたいと思っています。

「住んでいる地域を愛おしく思うことができれば、暮らしが楽しい」

これが、立ち上げ以来ずーーっと伝え続けている、私たちの思い。どこにいても、自分の足もとを見つめ、肯定し、「いいところだなあ」と思いながら日々を過ごす…これに勝る幸せはない!と思っています。

明日からまた、一歩ずつ歩みを進めてまいります。
今後のくらしアトリエも、どうぞよろしくお願いいたします!




サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。