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「遊びの時間」=「子供が成長する時間」

ご覧いただきありがとうございます、田中です。

前回の記事では、「遊びの時間」について触れました。
今回の記事では、その「遊びの時間」は、私たちの企画の軸である「子どもの成長」とどのように関係しているのかを書いていきます。

この記事をお読みいただくと、今回の記事がより伝わると思います。

また、本稿の最後に、「2023 夏 伊豆大島へ行こう。」の募集の詳細があります。
そちらも是非ご覧ください!
※先に募集の詳細をご覧になる方は、目次の「2023 夏 伊豆大島へ行こう。の募集」をクリックしてください。

遊びの時間と子供の成長

私は、「遊びの時間」=「子どもが成長する時間」だと考えています!
また、「遊びの時間」が多いほど、子どもは大きく成長すると考えています!

そこで、この章では、その「遊びの時間」と「子どもの成長」の関係性について、子どもが持っている能力について触れながら、お伝えしていきます。

子どもが持っている能力

子どもは、「素直で純粋でやりたいと思ったことを後先考えずに楽しむことができる能力」を持っていると思っています!

この能力の具体例を挙げます。

広場でたくさんの落ち葉があったとき、大人は、その落ち葉で遊ぼうという発想にならなかったり、落ち葉に触ると手や服が汚れてしまうと思ったりするかもしれませんが、子どもたちは、落ち葉をかけあって遊んだり、落ち葉風呂といって落ち葉に埋もれたりすることがあります!

海で、着替えを持っていなかったとき、大人は、海に入ろうとは思わないかもしれませんが、子どもたちは、着替えがないのを忘れて、海にじゃぶじゃぶ入ることがあります!
本当に今すぐ海に入りたい子は、靴を履いたまま入ることもあります!
(着替えがないのを知っていて入る子もいます、どちらかといえば、知っていて入る子の方が多い気がします。笑)

海をかけ回る子!楽しそう!!

このように子どもには、素晴らしい能力があります!
だから、大人が思っていないような遊びを創りだしていくことが可能です!

また、前回の記事でも述べた通り、このような遊びにおいて、鬼ごっこや、かくれんぼのような固有名詞は必ずしも必要ではないと考えています。

砂浜で何の遊びしてるんだろう??

遊びの発展

子どもたちは、前項で述べた能力と「遊びの時間」を掛け合わせることで遊びを「発展」させていきます!

遊びを「発展」させていく子どもの姿はキラキラ輝いています!!

ある日の磯遊びの最中、ある潮だまりが温かかったです。
子どもたちは、その潮溜まりを見つけたとき、「ここ温かい!気持ちいい!!」「こっちに来てみて、びっくりするよ!!」などとテンションが一層高くなりました!
しかし、海がちょうど満ちてくるタイミングでしたので、その潮溜まりに冷たい海水が波にのって入ってきそうでした。
そこで、子どもたちは、その冷たい海水が入ってこないように石を積み上げて、温かい潮溜まりのままにしました!
最終的には、2人くらいが入れるその潮溜まりに3人以上が入って、「温泉だー!」と言って、その温泉を満喫!!
さらに、その温泉に入る人は、入場料として石を3つ持ってくるというようなルールを創ったり、1人1人の入浴時間を短くしてみんなが入れるようにしたり、その時間をみんなで声に出して数えたりと、どんどん遊びを発展させていきました!

温泉のときの写真がなかったので、
元気がもらえる1枚をチョイス!

どんな遊びでも「遊びの時間」で、このように遊びが発展していきます!

このように遊びを「発展」させていくうえで、創造的思考や協調性、主体性が育まれると思います。
また、上の例においては、潮溜まりが温かい理由を推測し、体で知識を習得する子もいます。
これらは、1つ1つ成長です。

ただ、私は、この成長の中で、一番重要だと思っていることがあります。
それは、子どもたちが本来の自分を表現しながら、みんながキラキラ輝いていることです!
キラキラ輝いているときは必ず何かが成長していると思っていて、遊びの「発展」は子どもをキラキラ輝かせる時間でもあります!
だから、この時間は、非常に重要な時間だと信じています!

名前のない遊びだけど、キラキラ輝いてる!

遊びの習熟

「遊びの時間」で遊びを「発展」させたら、次は、その発展させた遊びを「遊びの時間」で「習熟」させていきます!

遊びを「習熟」させていくと、その遊びの達人となり、その遊びを自分のモノにしていき、その遊びへ強い自信が付きます!

「習熟」を飛び込みの具体例を用いて紹介します。

ある年、飛び込みが怖くて、飛ぶのを躊躇していた子がいました。
ただ、少し経つと、覚悟を決めて、勇気を振り絞って、「ジャンプッ!」して「ジャッボーンッ!」と飛び込みました。
そこから不安がなくなったのか、何回も何回も飛び込みました!

そして、最後の方には、ポーズをとりながら飛び込んでみたり、助走をつけて飛び込んだりしていき、飛び込みという遊びを発展させながら、何回も何回も飛び込むことで「習熟」させていきました!
このように、飛び込みを「習熟」させて帰ったのが1年目でした。

女の子もどんどん飛び込みます!

そして2年目、その子は、もう、飛込みに躊躇がなく、率先して飛び込み、周りのお手本のようになっていました!
去年に、飛び込みを「習熟」させ、自分のモノにしたので、その子にとっては当然のことでしたが、周りの子からは称賛されました!

また、その子は、体操を習っていたので、その年には、バク宙をしながら飛び込んだり、ひねり混ぜながら回転して飛び込んだりして、さらに飛び込みという遊びを「発展」させ「習熟」させていきました。
これも周りの子から称賛の嵐でした!!

思いっきりジャンプ!!

このように、遊びを「発展」させ「習熟」させる、さらに遊びを「発展」させ「習熟」させることの繰り返しで、その子は、その遊びの達人となり、その遊びを自分のモノにしていきます。
さらに、周りから敬われるようになり、子どもたちは、より自信を付けていきます。
自信を持てるモノが増えれば増えるほど、子どもたちは、どんどんキラキラ輝きます!

遊びを「習熟」させることで、このようにして、子どもは成長していきます!

キラキラ輝いてるワンショット!

原体験

遊びを「発展」「習熟」させることで、その遊びが子どもたちの原体験になります!

その遊びをモノにして自信を持つようになれば、その経験が心にきっちりと刻まれます!

生活をしていて、頻繁にその経験を思い出す子もいれば、全く思い出さない子もいるかもしれません。

全く思い出さない子も、その経験は心に刻まれているので、そのときにその経験を思い出さなくても、潜在的にその経験を覚えているはずです。
だから、いつかふと、その経験を思い出します。

そして、どのような子も、その経験を思い出したとき、その子は、その経験を基に、本来の自分の姿を辿っていくことができます!
本来の自分自身の姿と向き合うことで、本当に好きなことや、やりたいことことを見いだし、自分の生き方や将来の仕事へ繋げていくことができると信じています!!

このように、遊びを「発展」「習熟」させることは、その子の「原体験」になり、人生において重要な経験となります!

何も言わなくても楽しいのが伝わる最高の顔!!

まとめ

「遊びの時間」=「子どもが成長する時間」

まず、私が考える「遊びの時間」の定義は、「その子がその場でその瞬間に直感でやりたいと思った動作を表現する時間」と「ゆとりのある時間」であり、大切なポイントは、自分で自分の直感を表現するということと、その子がやりきったと思えるまで行い続けることでした。

そして、その「遊びの時間」と子どもの「素直で純粋でやりたいと思ったことを後先考えずに楽しむことができる能力」を掛け合わせることで、遊びを「発展」「習熟」させることが可能になり、そこでたくさん成長し、遊びを自分のモノにし、自信を付け、その経験が原体験になると述べました。

これらのことから、「遊びの時間」=「子どもが成長する時間」になると考えています。

そして、「子供の成長」が企画の軸である「2023 夏 伊豆大島へ行こう。」の旅程には、この「遊びの時間」をふんだんに入れました。
ぜひご覧ください!
そして、もし、企画にご興味があれば、お問い合わせください!

次回の記事

上述したように、「2023 夏 伊豆大島へ行こう。」の旅程には、ふんだんの「遊びの時間」があります。
そして、ただ「遊びの時間」を存在させるだけではなく、より「子どもが成長する時間」になるように、さらなる仕掛けがあります。

そこで、次回の記事では、「2023 夏 伊豆大島へ行こう。」の旅程には、「遊びの時間」に加えて、どのような「子どもの成長」のための仕掛けがあるのかを述べていきます。
是非ご覧ください。

2023 夏 伊豆大島へ行こう。の募集

基本情報

開催地:伊豆大島(東京都大島町)
開催日程:8/20(日) 21:00~8/22(火) 18:00 2泊3日(船中1泊)
※ご都合により全旅程のご参加が難しい場合は、柔軟に対応しますので、ご相談ください。
対象:小学1年生~小学6年生(中学生はお問い合わせください)
料金:49,800円(税込)
お申込み期限:6/30(金)まで

※旅程等の詳細はInstagramでご覧いただけます。
Instagram ▷ https://www.instagram.com/honmono.project.izu.big.island

お申込み

お申し込みはこちらのGoogleフォームよりお願いします。https://docs.google.com/forms/d/1LLokFesggBVySKq-yut8tLcH-R3mrBiS87SxhhCVuts/edit

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旅行企画:株式会社ジェイワールドトラベル 日本旅行業協会(JATA)正会員 東京都港区北青山3-2-5 NH 青山ビル8F

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