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ミクサブルインク オリジナル調合インク  「あまだれ」作成

今の世の中には市販の素敵なカラーインクが山の様に存在しているので、調合で作るというのは、基本的に万年筆インクを画材として使う必要がある場合、もしくは自分で調合する経験を楽しみたい時に限られるのかなと思います。以前こんなエントリをアップしました。

エントリに書いた時代の話は、今みたいにカラーインクが豊富でない時に「無いなら自分達で作ろう!」の精神が強かったのですが、もうそんな時代じゃない。探せば結構あっさり自分が求めていた色が出てきますし、インクブレンダーさんにお願いすることもできる。
それでも今回調合インクを作ったのは、試作で結構気に入った色味だったので、手持ちの青系インクが無くなったら大量に作って使おうと思ったからです。

レシピも至ってシンプル。興味があったら作ってみてくださいね。

セーラーさんの「四季織しとしと」を買おうか迷っていた時に、実験的に手持ちのミクサブルインクで再現できないかとやっていたレシピです。
(結局しとしとは購入しました。)
しとしとよりも青が強いですが、原液同士見比べると意外とどっち?となりました。昨年末にしとしとを使い切ったので、次なる手持ちの青色はコレだー!と。

調合割合はありふれた感じですが、折角なので名前をつけました。
しとしとが雨に関する名前なので、雨に関する感じでそれっぽいのにしてみました。「雨垂れ岩を穿つ」から拝借です。アクアブルーが雨で、ブラックは岩ですね。名前をつけたら愛着出てきました。とりあえず20mlぐらい作ったので、まずは使い切るのを目標にします。ようやく昨年9月に購入した三田三昭堂さんの空瓶の出番がやってきました。これに入れて使っております。

現在は茶系(黄が強い系)を試作していたりしますが、墨インク珈琲系の赤っぽいのばっかりになってます。茶色はやっぱり難しいな…。

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