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Day606 「何があっても、私が困ることはありえない!」

倉園との1on1レッスン「ワントレ2」秋のキャンペー中

この連載でも繰り返し書いてきたように、私たちの中には2人の自分がいます。もちろん、どちらも現実の私というわけではありません。

一方は、この宇宙の森羅万象から生まれた「本来の自分」で、もう一方は、

「ある種の願望をもとに、無理やり作り出してしまった仮想の自分」

と私は見ています。

「私とは何か?」の答えを見失ったとき、私たちは、いつかこの世から消え去る儚くて小さな身体を自分とみなしました。

ひとつの身体は、己の生存や快楽を最優先します。余裕があるときは多少は分かち合えても、突き詰めると、この点において他の人と私の利益が一致することはありません。

当然ですが、そのように自他を捉えた瞬間、私の中には、

「安全でいたい!→他の人々と利害が対立するこの身体を守りたい!→他の人々を支配したい!」

という願望、すなわち「バラバラ意識」が生まれると感じています。

この、他の人や世界から切り離された私は、何らかの問題や困難に直面したとき、真っ先に未来を予想して、

「困ったことになったらどうしよう……」

と考えます。

これが、もうひとりの「偽りの自分」が作り出す心象であり、恐れや不安の正体でもあるわけです。

2013年に緑の本の執筆を始めてから、私はこちらの自分に頼るのをやめました。なぜならば、この私は、

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旧マガジンの過去記事492本も掲載!改めてDay001から順にトライしたり、更新日の合間に過去のワークを自由に選んでみたりしながら、あなたの毎日にお役立てください! こんな時代だからこそ、失ったものを取り戻し、よけいな重荷や雑音を手放しましょう。目にする世界はあなたの外ではなく、内側の「心」で作られます。ワークをとおして、自分の意志でしあわせな景色を創造しましょう!

平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…

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