鎌倉へ 4

この旅の目的のひとつ、阿仏尼の墓と伝わる祠に線香をあげることができました。

藤原為家(定家の子)の側室で、御子左家の始祖、冷泉為相の母です。『十六夜日記』は、ここ鎌倉への東下りの記述です。

どんな思いで、この地まで来たのだろうか、偲ばれます。

彼女が居なかったら、冷泉家の繁栄はなかったと言われていますね。

為相の墓にもとも思うていますが、帰りにでも時間があれば参じたいと思います。

横須賀線と、往来の人も、何事もないように過ぎていきます。ここも、穴場ですね。


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