をゝさわ英幸

陋屋を暮瀬堂と号し、日々見たものを綴って行きたい。

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最近の記事

新しいことをやり始めた

今日から、普通二輪免許(400cc以下)の教習に通い始めました。 滅茶、楽しい! 免許取ったら、すぐに大型教習に通います。 そして、大好きなロイヤルエンフィールドを買う。 今夏の目標かな🏍️

    • ミラン・クンデラ

      ミラン・クンデラが死んだという。94歳だったとのこと。いずれはノーベル賞かと思っていたが、その報の無いまま記憶の片隅にしまわれていた。 さて、と海外文学エリアの書棚を見たが見当たらないので、もしや売ったか、と思ったが、そんなはずは無いとホコリのかぶった脚立を出してクローゼットの奥を照らすと、懐かしい帯が見えた。 ベストセラーになった『存在の耐えられない軽さ』である。奥付を見ると、私のメモ書きが挟まっていた。「平成六年五月十二日 買」、1994年なので19歳の春である。当時

      • 術後3週間

        これから受けられる方の参考になればと思い、投稿します。 白内障手術後、3週間後の検診に行きましたが、眼圧が高すぎる(手術した右眼28mmHg、左眼25mmHg【正常値10~20mmHg(水銀柱)】)とのこと、私自身も、重い感じがしていました。 先生おっしゃるに、もしかして、少し炎症を起こしているかもしれないとのことで、追加の目薬を処方してもらいました。 グラナテックという眼圧降下薬です。これをさすと大変充血するとのことでしたが、確かに沁みて充血しました。 2000人に

        • 初めての入院

          入院して、白内障手術を受けました。 5000人に1人の割合で、大出血を起こして失明するとのことでしたが、無事に終わりました。 でも、とてもとても、怖かったです。そして、最後に傷口の確認をしますとのことででビビビッ、ビビビッと、なにかやられたのが、とても痛かったです。 40代の若い人は白目の部分が大きいので、傷口が拡がりやすいので、最後にビビビッ、ビビビッ、と長めにやったようです。 自分の水晶体が砕かれて、だんだん視界が無くなって行く時の不安、そして新しいレンズを入れら

        新しいことをやり始めた

          ふと、思っただけです

          歴史の面白さは、タラレバ、ではなく、その人、あの人の、気持ちに移入するときに、訪れる。 馬子や蝦夷や入鹿、遣隋使や遣唐使、清盛、定家卿、後醍醐帝、信長、芭蕉、天草四郎、松陰、鴎外漁史、子規、ドストエフスキーなど… 思想家のような人たちだから、当時は危険な人たちですよね。 世の中を根っこから変えてしまうのですから。 だから、好きなんです。 ハラハラして、涙が出るんですよ。 ふと、そんなことを思ったのです。 思っただけです。 すみません。 あ、危うく忘れる所でした、永

          ふと、思っただけです

          大師橋の架替え

          首都高大師橋を大師橋から、眺めています。 あと6日で完成です、日本の匠の技に拍手ですね。

          大師橋の架替え

          久々の30km

          本当に久々の30km走でした。 25km越えたあたりからきつくなって来ましたが、それでも、なんとか3時間切れたので、ご褒美にビールを頂きます。 2023.03.12(sun) ジョグ走:30.00 km https://connect.garmin.com/modern/activity/10676900767?share_unique_id=132 今日の距離: 30.00 km 今月の累計: 112.91 km 今年の累計:313.00 km

          再利用

          スーパーで買った豆苗を頂いたあと、再利用しようと思い育てていますが、2週間でここまで育ちました。そろそろ収穫ですかね。なんだか、有難い気持ちになりますね。

          浅川マキと無頼派

          『朝日のあたる家』https://youtu.be/rPYFlWi0ktU 年の瀬になると、理由はないが、浅川マキが逝って何年になるのだろうか と ときどき思い出すと聴いているのが、『朝日のあたる家』。 (※ちあきなおみ、のカバーバージョン https://youtu.be/8wydnzOt2OU) 浅川さんは 無頼派なんだろうなあ 井上井月や長谷川利行、牧水、芥川、カート・コバーン、チェット・ベイカー、まあ、中也もそうかな 危ない、のは、わかっている あの人た

          浅川マキと無頼派

          白内障

          右と左って 不思議なものだなあと最近思うのです。   右目が見えなくなって来てから、右目をつむるとよく見えるのは 左目のおかげなのだなあと。 焦点が一眼になりよく見える なんだか 色々考えると疲れてしまうのです 左目のなんとアリガタイことかと思いつつ眼科に行けば、白内障(40代でも最近あるとか…)と診断され半月経ちました。 見えないだけではなく、痛みと重さも(鈍痛)もあるのですよね。 手術をすると良くなるものなのでしょうか。 ご経験のある方など、経験談などあ

          浮世の月見過ごしにけり

          朝のニュースでは、ゆうべの月蝕の模様を伝えているが、西向きのベランダに新築されたマンションのために見過ごしてしまった。そのかわりに脳裡をよぎったのが、月蝕領主中井英夫のことであった。 年譜によれば、昭和53年(1978)の誕生日(9月17日)の皆既月蝕を期に「月蝕領主」を称したとある。以後、8年のちまで異名を称したが、昭和61年(1986)4月、前日(4月24日)の皆既月食を見損ね、「月蝕領主」の名を放棄した、とある。 その7年後の1993年に没したが、年を享けたのは19

          浮世の月見過ごしにけり

          ごめんね

          いまニュースで知った バスに取り残されて、死んだ三歳の女の子 服を脱いでいた…   水筒が空になっていた… 詳細が報じられるごとに どんな思いで、何を思うて、水を飲んでいたのかと、胸が震えて仕方がない ごめんね ただ瞑目するだけである

          数学と文学

           数学のテクストを開いていると、関数の章で「写像」という言葉が登場する。また、集合では、ド・モルガンの法則も出てくるし、様々な公式が現れる。  そのような理論を、様々な参考書を開いて四苦八苦していると、頭の中で言葉と言葉が絡み合ってしまうのであるが、はっ!と理解できたとき、数式は言葉を圧縮したものだと気がついた。  偶然見つけた「詩のようなもの」や、その詩片とでも言うべき切れ端に難渋しているとき、関数や集合の定義に、当てはめて考えてみると、散らばっていた「詩たち」が、集合

          数学と文学

          鎌倉へ 5(終)

          由比ヶ浜である。 ここが、目的でした。 彼女の死から今日がちょうど一年。 早いようで、ついこの間のことのようです。これまでは自分の中で、時間の軸のズレというものを感じていました。 なぜここに来たか。 15年前、二人はここから始まったのでした。それも、思えばこの間のようですね。 北鎌倉から、今日ここまで歩いてきて、こんな長い道のり、よく歩いてきたなあ、と思いました。あの頃は彼女も元気だったんだなあと。 線香を焚こうと思いましたが、やんぬるかな、土曜日で人があまたなもの

          鎌倉へ 5(終)

          鎌倉へ 4

          この旅の目的のひとつ、阿仏尼の墓と伝わる祠に線香をあげることができました。 藤原為家(定家の子)の側室で、御子左家の始祖、冷泉為相の母です。『十六夜日記』は、ここ鎌倉への東下りの記述です。 どんな思いで、この地まで来たのだろうか、偲ばれます。 彼女が居なかったら、冷泉家の繁栄はなかったと言われていますね。 為相の墓にもとも思うていますが、帰りにでも時間があれば参じたいと思います。 横須賀線と、往来の人も、何事もないように過ぎていきます。ここも、穴場ですね。

          鎌倉へ 3

          亀ヶ谷坂切通は、穴場ですね。国の史跡になっています。思いの外、きつくなかったが、反対側はかなり急で、行くも帰るも息切らして歩いていきますね。