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国会図書館へ行ってみた▶︎いと


横浜読書会KURIBOOKS参加者 いと です。
横浜読書会KURIBOOKSー好奇心を解き放とう
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子どもの頃から図書館は身近な場所です。

学生の頃は、試験勉強はもっぱら図書館でしていました。

引越しをする時には、近くに図書館があるかどうか、必ずチェックするのも常です。

さて、そんな私が先月、初めて国会図書館に行ってみました。

読みたい雑誌があり、いつも通り、自宅近くの図書館と、職場近くの図書館で探してみたのですが、その雑誌というのが19年前の『キネマ旬報』で、もちろん蔵書なし。

ふーむ、諦めるか、とも思ったのですが、少し前に、TVで国会図書館が紹介されていたことを思い出しました。

国会図書館って、日本国内で発行されたすべての出版物が納入されているのです。

しかもこれ、国立国会図書館法の納本制度に則られており、要は法律で義務付けられていることなんだとか。

幸い、東京本館(永田町)は職場から徒歩圏内。
行ってみるか…と思った時には既にちょっとワクワク。

そして早速、公式ウェブサイトにアクセス。
18歳以上であれば、誰でも利用可能だと分かりました。
よっしゃ。

最初に利用登録が必要で、これはウェブ上から手続き可能です。
館内のカウンターでカードを発行してもらうことで、館内サービスを利用することができます。

館内の資料はほぼ閉架なので、ウェブ上から閲覧申込をします。

東京本館は、「カウンターに到着するまで約20-30分かかる」と記載されているので、館内を探検しながら待つつもりでしたが、なんと5分で出てきました。
(これも、ウェブ上の「申込状況」から確認可能。とっても便利)。

出してもらった本を携えて閲覧室へ向かいながら周囲に目を向けてみると、なんかまぁ、みんなマニアックな本を楽しそうに眺めていて、ちょっと笑えてきました。
これから自分もその一人になるのかと思うと、それもまたおかしい。

夢中で読み進めてまもなく閉館時間。
このまま本を返して帰宅するのももったいない気がして、せっかくなので複写サービスも利用してみることに。

そう、国会図書館、お目当ての本の欲しいページをコピーしてくれるのです。
もう、すごーーい。

閉館間近だったので、カウンター受取りではなく郵送で依頼をしました。
(もちろん複写代、送料と、事務手数料が生じます)。

実は東京本館へ行く前に、関西館にも、遠隔複写サービスを申込んでいました。
足を運ばなくても、自宅にいながら欲しい資料が手に入ります。

なんてすごいんだ…!
こんな便利なサービス、なんで知らなかったんだ…!
と、いい歳をして、初めての経験にドキドキワクワクとても楽しい時間でした。

読書会に参加するようになり、本の世界の広さを改めて感じています。

最新刊、大昔の名著、国内、国外…。
時間も場所も超えて本は存在しているということに気づかされるのです。

それは、参加者の方の紹介を通して、ぼんやりとイメージとして想像していた世界の広さだったように思います。

ですが今回、「国会図書館サーチ」を閲覧したら、それはまぁ、ありとあらゆる書物が発行されていることを、具体的に画面上で見せつけられ、圧倒されました。
そして、ここまでデータ化するのに、大変な労力が費やされただろうことにも。

これらが整理・管理され、誰でも利用できるようにしてあるということ、本当にありがたいなと感じました。

投稿者▶︎いと


複写サービス。来た…!

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