見出し画像

■第126回 横浜読書会KURIBOOKSレポート

横浜読書会KURIBOOKSの補佐を担当していますOKAです。
よろしくお願いします。
今回は第126回の横浜読書会の様子をレポートします!

横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~

■2024年4月13日(土) 16:00~18:00
■参加者13名 (男性4名、女性9名)
■本のテーマ:「朗読」

  1. 「別冊太陽 小泉八雲 日本の霊性を求めて」

  2. 「十六桜」小泉八雲(著)
    ⇒トップバッターの参加者から、いきなり見事な朗読で皆の度肝を抜きました!聞けば普段から朗読の先生についてレッスンされているとのこと、さすがです!

  3. 「くまさん」まど みちお(著)

  4. 「容疑者xの献身」東野 圭吾(著)
    ⇒娘さんの国語のテスト用紙の裏面に大好きなまどみちおの詩が印刷されていたとのことで、その詩を朗読してくださいました。
    好きな詩なので普段は部屋の壁に貼っているとのことでした!

  5. 「移動図書館ひまわり号」前川 恒雄(著)
    ⇒多くの図書館が真に市民のための図書館ではなかった時代に、人々のための図書館をつくろうと移動図書館からはじめて次第に日本の図書館の在り方を変えてゆく、情熱を持った人々を描いた本の一説を朗読していただきました!本好きの一人として、朗読を聞いて胸をうたれました!

  6. 「ねこの森には帰れない」谷山 浩子(著)
    ⇒昔からファンだというシンガーの歌詞集から、好きな歌の歌詞を朗読いただきました。
    なんと、つい先日もコンサートに行って来られたとのことでした!

  7. 「空猫アラベラ」アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム(著)

  8. 「アンのゆりかご-村岡花子の生涯」村岡 恵理(著)
    ⇒小さな出版社から出ている、猫の物語の絵本を朗読して下さいました。
    猫の天国で暮らしている猫のアラベラが飼い主のおばさんを再訪するという、すてきなお話でした!

  9. 「詩を読みたくなる日」谷 郁雄(著)
    ⇒コロナ禍に書かれた詩集のなかからお気に入りの詩を朗読して下さいました。
    日々の生活の中で書かれた、ユーモアのあふれた詩でした!

  10. 「煩悩の子」大道 珠貴(著)
    ⇒つねに何事かを考え続けてしまう、傍から見るとめんどくさい小学生の女の子を描いた小説から一節を朗読して下さいました。
    頑固でも自分に誠実な主人公が良いです!

  11. 「夜と霧(新版)」ヴィクトール・E・フランクル(著)
    ⇒心理学者がアウシュビッツ強制収容所での体験を描いた名著から、
    離れ離れに収容されている妻を思うくだりを朗読いただきました!
    過酷な収容所生活の中でも家族を思いやる気持ちが伝わってきました。

  12. 「天空の矢はどこへ?」森 博嗣(著)
    ⇒人間型のロボットが一般的になった遠い未来を舞台とした小説から、
    一節を朗読下さいました。淡々としてロジカルな文体の醸し出す独特の空気感が素敵でした!

  13. 「月夜の森の梟」小池 真理子(著)
    ⇒長年連れ添った夫を亡くした小説家がその出来事と向き合う心の内をつづったエッセイを朗読して下さいました!
    朗読で聴くと、その喪失感がより切実に伝わってきました。

  14. 「羅生門」芥川 龍之介(著)

  15. 「(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法」三宅 香帆(著)
    ⇒さまざまな解釈があるという芥川龍之介の代表作のラスト部分を朗読して下さいました!最後の一行が、朗読で聴くと不思議な余韻を残します!


読書会の開始時刻には、会場のカフェの外もまだ明るかったですが、次第に日も陰っていき、薄暗くなってきたカフェでスポットライトを浴びながら朗読されている声を聴いていると、なんだか別世界に吸い込まれていきそうでした!

参加者の皆さんの前での朗読ということで、やや緊張されている方も多かったかと思いますが、皆さんとても素敵な朗読で記憶に残る会になったかと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
皆さまの参加をこころよりお待ちしております!
【投稿者】OKA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?