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【スモールワールド】探究

季節はGW。一日くらいボードゲームに興じる日を作りたいものですね。hideです。
今回のボードゲームは、僕が海外のボードゲームをほとんど知らなかったころ、プレイしてみてスゲーってなった作品です。

小さな世界で繁栄をきわめろ
「スモールワールド」
プレイ人数:2~5人用
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:約40~80分
ゲームデザイン:フィリップ・キーヤーツ

スモールワールドは、小さな世界でどれだけ種を繁栄させ、勝利点を獲得できるかを競うゲームです。
まず、プレイヤーそれぞれが一つの種族を選択します。種族には個性豊かな能力があるので、かなり悩みます。それはランダムな2枚のタイルで構成されるため、毎回違った能力を持つ種が生まれます。
種族が決まったらいよいよ領土を占有していきましょう。
丘や森、時には他の種族の土地を略奪し、勝利点を獲得しましょう。その時、種族の能力を上手く活かすことができれば、一歩リードできるはずです。

さて、「栄枯盛衰」という言葉がありますね。栄えた種は、いずれ衰退していくのです。あなたの種族も例外ではありません。衰退の時は自分自身で選択しなければなりません。そして新たな種族を選択し、この世界の覇権を争うのです。

なかなかに考える事が多いゲームですが、「衰退させる」というアクションにかなり驚きでした。やることはシンプルなので、2、3回遊べばコツが掴めると思います。

コンポーネントの素晴らしさ

スモールワールドは世界観を大切に考えられたボードゲームだと思います。
箱を開けると現れるボードは、ファンタジーの世界を想像させます。
ボードは2枚。裏表合わせて4つのマップが描かれています。それは、遊ぶ人数でマップを選択できるようにです。4人ゲームは4人で遊ぶのが一番楽しいと思っていたのですが、2人でも楽しめる工夫、僕には驚きの仕掛けでした。

種族や勝利点のタイルも綺麗に収納可能で、いますぐにでもゲームを始めることができそうです。(大抵はくちゃくちゃバラバラで選り分ける作業が必要だったり、自分で収納袋など買って仕分けたりします。)ここまで綺麗に収まるボードゲームは珍しいですね。

探究

世界観は大切だと思っています。それは、やるべき事、やっては行けない事が何となく分かるからです。
ゲームはよく似たルール、システムのものが多数存在します。しかし、世界観一つで全く別の楽しみを生み出します。
推理小説で、トリックは同じなのに登場人物や舞台が変わると、それはもう別のミステリーです。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジー、世界観を楽しみたいという人も多いのではないでしょうか?

もう一度、世界観は大切です。それは日常生活でも、仕事や会議でも同じだと思いませんか?


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