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自分銀行:ビジネスオーナー編

生命保険のプロダクトを使って自分の銀行を作る!
Infinite Banking Concept=際限のない銀行取引概念!

この方法を知った時一番に思い浮かべたのがSmall Businessに使えるのでは?
実際にウォルト・ディズニーはアナハイムのディズニーランド建設計画時、
銀行にローンを断られ、自分の生命保険のCash Valueを使って夢を実現。

今日は架空のカフェ経営者のケースを作り、見ていこうと思います。

Funding(資金投入)と条件

まずはいくら『自分銀行』に入れて、どう『自分銀行』を使うかを検討。

個人事業主の方は自分のビジネスに一生懸命で、リタイアメント計画が
どうしても後回しになってしまっていたり、将来自分のビジネスを売却し、リタイアメント資金を捻出すると考えられている方も多いはず。

今回の例はカフェ経費をファイナンスしながら、リタイアメント資金貯蓄。

Policy Loan (カフェ修繕費を捻出)

年間$24,000を投入し5年目に初めて$30,000をPolicy Loanし、
カフェ修繕費用をキャッシュで支払い。
(もちろん、新しいキッチン器具の購入であったり、用途も自由自在)

$30,000をPolicy Loanとして5年毎に引き出し、カフェをアップグレード。
Policy Loanは一切返済せず、毎月$2,000を投入し続ける。

Non-Direct Recognition”なので資金投入する$24,000は積み上がり、
積み上がったCapitalにDividend (注意: 保証額ではない) と利息が付き、Opportunity Costを失うことなく、カフェのアップグレードを継続。

もちろん5年毎でなくても、$30,000でなくてもNet Cash Valueの金額内であればPolicy Loanは可能。
Net Cash Valueは返済期限のないクレジットライン (短期ローン枠)。

そして、生命保険なので、もしもカフェオーナーに何かあった場合、
死亡保障(Death Benefit)は確約されている。


老後資金としての活用

Policy Loanは返済しないまま、70歳で資金投入終了。
この時点で借りられるPolicy Loan金額は$798,743
$798,743からリタイアメント収入として年間$34,620のローンを開始。

『自分銀行』の終了

70歳から95歳まで25年間は、年間$34,620をリタイアメント収入として
Policy Loanを続け、引き続き返済はせず、95歳で人生を全う。

最後の最後に、死亡保障がPolicy Loan残高と相殺され支払われます。

40歳でInfinite Banking Concept開始、70歳までの30年間で$720,000投入。
Policy LoanとしてTax Freeで得た資金は総額$1,015,500

40歳から95歳までの間、もしもの場合払われる死亡保障はプロテクション。


ビジネスに活用する利点

『自分銀行』から自分のビジネスにお金を貸し、
(貸すのは『他人のお金』だけど・・・・・・・)
自分のビジネスは利息を付けて『自分銀行』に返済。
(利息はビジネス経費、返済額は『自分銀行』の資産に・・・・・)

ビジネスの運転資金を確保しながらも、リタイアメントに備える。
これが私が描く理想のInfinite Banking Concept ビジネスオーナー編。

紹介した数字は保険会社のシミュレーション機能を使って作成したもので、
私のクライアントの実例ではないですが、ただの机上の空論ではなく、
100年以上もの間、知っている経営者は使っているストラテジー。

しかし、実際やってみると収入の安定しない私には結構チャレンジング。
また実際の私の挑戦についても書いてみたいと思います。

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