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57歳が「おとな女子」を応援したら、逆に自分が励まされた

人生100年」といわれると不安になる。もう折り返し。だけど、あと50年もある。これから何をすればいいんだろう。

そこで不安を打ち消すために、noteで先輩女子を勝手に応援してみた。そしたら逆に自分が励まされた。その話を書いてみる。

なにも語れない私

去年、私は57歳になった。「人生100年時代」でいうと、もうすでに半分。
「私って何をしてきたんだろう?」

経歴を書き出してみる。成人した娘2人と夫がいて、テープ起こしの仕事を10年ほど。英語スピーチクラブに属しているが、とりたてて話せるわけでもない。

幸せな生活ではあるが、語れることはなにもない気がした。これで残りの人生、どうやって生きていく?

先輩から学べばいい

趣味にヒントはないだろうか。文章を読むのも書くのも好きで、最近はnoteに目を通すことが多かった。そこには若い人だけでなく、私に近い年齢の人もおもしろい記事を上げている。

そうだ、私より年上の人が書いたnoteを読んでみては?それを勝手に応援しながら学ばせてもらおう。われながら名案と思い、12月からいきなりスタートさせた。

noteの世界に踏み出す

見よう見まねで始めてみる。とにかく50代以上女性とおぼしきnoteをかたっぱしからフォロー。

「おとな女子note」と名づけてみた。ただ、プロフィールに年齢を書いていない人も多い。なので基準として、①ある程度年齢がわかる人、②イラストや写真がすてきで読みやすい人、そして読んでみて、③私がインタビューしたくなる人、とした。

なぜインタビューかというと、以前、老人ホームの傾聴ボランティアが楽しかったから。人生の先輩の昔話は、私が知らないことばかり。家に帰ってメモにまとめ、その人の物語を想像してワクワクしていた。それはまるで朝の連続テレビ小説の世界。(ちなみに「カーネーション」が好きです)

自分の「やりたい」が見えた

最初は続くか心配したが、取り越し苦労だった。なぜなら、自分のネタは尽きても他人のnoteは終わらないから。編集部から「あなたへのおすすめ」もくるので、記事に不足はない。

noteを読んで記事を書いていくうちに、はっとした。なぜ応援しようと思ったのか。それは自分の「やりたい」ことだったのだ。

たとえば人生相談してみたい、であったり。

たとえば「そんなこと、できるわけない」の心理的ブレーキを外したい、であったり。

ぼんやりした心がだんだん輪郭を表していく。自分の気持ちがはっきり見えた。なんだ、私はこれがしたかったのか。不安だったのは、語れることがないからじゃない、未来の自分が見えなかったからだ。

やりたいことにチャレンジしよう

10人の「おとな女子note」は私に勇気をくれた。環境は違っても、みんな確かなミッションを持って堂々と進んでいる。

「おとな女子note」を応援したら、逆に自分が励まされた。不安に押しつぶされる前に、やりたいことをやってみよう。なにせ、まだ50年もあるんだから!

「もう年だから」「女のくせに」「母親としてどうなの」年齢、性別、役割、そんなものは一旦置いて。自分のやりたいことにチャレンジしよう。2022年は始まったばかりだ。

……………

【追記】

リクルートさんの「#2021年の出会い」キャンペーンにて、この記事が紹介されました!

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#2021年の出会い

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