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鏡開きに、手作りおかきを食す⭐︎できたのは、残さず食べるだけだった話

毎年
鏡開きをするために、鏡餅を買う。

鏡開きの日に、餅を食べるため、とも言う。

鏡餅を依代にして、
年神様をお迎えして新年を祝い、

鏡開きで、その鏡餅を下げて食べる日本の年中行事らしい。

今年は年中行事を楽しもうと決めていた私。

鏡開きも気合いを入れてやろう!

と、思った私の頭の中は、
かき餅(おかき)で一杯だった。

例年、お汁粉にして食べていた鏡餅

でも、年中行事を楽しむ今年は、
いつもあまりやらない小正月もやってみよう。

小正月では小豆粥を食べる予定だから、
鏡開きは、別なものにしようか。

そうだ、
子供の頃の思い出で、
一番美味しいかったもの。

カピカピに固くなった鏡餅を
カナヅチで砕いて
油で揚げた、あのかき餅。

ビニールに包まれた個包装の鏡餅は、
固くはならない。
揚げるのも、なかなかめんどうなので
避けていたメニュー。

そうだ、前の日の夜から、カットして少し乾かしておこう。

ひとり分は、少量だから、
大きめのフライパンで、くっつかないように広げても、一回で揚げられる。

ワクワクしながら、
準備をした後、

就寝前に、

よし、もう一回
ちゃんと明日の鏡開きについて調べるぞ

と、検索を始めて、、、

なに?
やってはいけないこと?

▲刃物で切ってはいけない。

あ〜、そういえばそうだった。
毎年、気にしつつも、結局は気にしないと包丁でカットしてたから、すっかり忘れていた。
美味しく食べる方法しか考えてない私。

▲鏡餅は、鏡開きの日まで飾っておく。

あ〜
気合を入れすぎて、前日から切ってしまった!

残念な結果に一瞬落ち込みかけるが、
まあ、いいか。

▲すべて残さず食べる。

これは、大丈夫。

こうして鏡開きの夜、
夕食に加えて、かき餅を揚げた私は、

そのおいしさに、
夕飯前に残さず平らげてしまった。

結局、楽しい鏡開きとなった。

満腹のお腹を抱えてなんだが、

最後にもう一度、
年神様に感謝をしておこう。

今年一年の
皆様の無病息災も願って。

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