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とりあえず全部やってみる ~【櫻坂46】メディアに合わせた戦略を模索する~

昨晩の「そこさく」は、井上さんがメインとなって、味音痴をさがす企画が放送された。
結果は、井上さんが優勝するという、面白い展開となったが、なかなかに攻めたものだった。
本来であれば、味音痴を検証しても、外番組にもつながらないところから、やらない方がよいものと言えるが、間接的に、山﨑さんの味覚が本物であることが証明されたことで、グルメ企画や食レポの話が舞い込んできそうである。
何より、番組として面白くなったのが一番だろう。
GYAOさんのおかげで、この様子が全国で観られるようになったことから、新しいファンも開拓できそうである。

5G LABの方でも、少し実験的な要素が残る企画が、いくつもアップされるようになってきた。
「理佐さんの卒コンの裏側を見せてくれるもの」や「原田さんの卒業式」など、惜しくも冠番組から溢れてしまったものが、お蔵入りすることなく配信されるようになったことが嬉しい。

冠番組を主軸としつつ、メンバーのいろいろな側面を見せていくような企画は、どんどんやっていくべきだろう。
別段、メディアやプラットフォームに序列があるわけではないが、アクセスの手軽さには違いがある。
以前より、TVというメディアが魅力的ではなくなったとは言え、未だに、「NHKに出演する」「全国ネットの番組に出る」というのは、それなりにステイタスがある。
特にネットに明るくない高齢層には、手っ取り早く、自分たちの人気や認知度を示すことができるメディアであることは間違いない。
やはり、TVという媒体で、冠番組をもっているということは、非常にありがたいことである。

TVをメインとしながら、ラジオや動画、SHOWROOMなど、あらゆる媒体を駆使して、思いついた企画は、全部やってみるのがよいだろう。
やってみることで、ファンや世間からの反応も肌で感じることができるからだ。
世間に出すのが厳しそうなものであれば、最初は、ファン限定の場でやると言うのもありだろう。
どのようなことをやったとしても、ファンは彼女たちが観られるだけで十分楽しい。ファンは笑顔で温かく見守ってくれるに違いない。
やってみて、予想外に好評を博すことにでもなれば、外でも解禁していけばよいのだ。

表現できる場は、どのようなものであれ、利用しないともったいない。
彼女たちがもつ謙虚で控えめな雰囲気が好きなので、あまりに急激な変化となると、戸惑うファンが出てくる可能性もあるが、魅力的なコンテンツが増えることは、むしろ歓迎されることだろう。

妙案を思いつき、やるかやらないか迷っている時間があるなら、「こっそり、どこかでやってみる」くらいのフットワークで丁度よいのかもしれない。







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