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少しずつ色づき始めた ~【櫻坂46】愛されキャラの本領発揮~

彼女たちの冠ラジオ「櫻坂46 こちら有楽町星空放送局」のパーソナリティーが、井上さんとなってから1ヶ月が経った。
尾関さんがお休みされていた時、代理でやっていたこともあるので、新パーソナリティー感はないが、二期生はもちろん、一期生とも仲が良い様子が声からも伝わってくる。
以前、「そこさく」で、彼女の滑舌が話題となったが、非常に落ち着いた話しぶりで、日曜の夜に聞く番組として、相応しいものとなっている。
これからも、末永く愛される番組となることは間違いないだろう。

昨晩も、「そこさく」が始まるまでの間、上村さんをゲストに迎え、ファンからのお便りに応える形で番組は進んでいた。
新メンバー募集の時期でもあるため、上村さんがオーディションに参加した時の様子などにも話題がおよび、古くからのファンでも知らないような話を引き出していたのが素晴らしい。

この番組も「櫻坂46」だけとなってから、既に1年以上経っている。
今年に入ってから特にそう感じるのだが、番組を聴いている時に少し違和感を抱く部分がある。
番組冒頭に、パーソナリティーが口にする決まり文句

まだなんの色にも染まっていない櫻坂46が
未来に向かって枝葉を伸ばす30分番組・・・

という言葉である。
それだけ、グループが成長している証拠でもあるのだが、このキャッチコピーは、今の彼女たちには似合わなくなってきた。

今朝放送されていた「ラヴィット!」に出演していた山﨑さんや田村さんも、表題曲のセンターを経験しただけあって、認知度が増してきていることを感じる。
他の坂道グループのメンバーに、所属しているグループ以外で「好きな坂道メンバー」を聞くと、櫻坂46の二期生メンバーの名前があがるようになってきている。
それだけ、世間から注目を集めるくらい、グループを代表する活躍ができているのだ。
パフォーマンスを観ても、以前の欅坂46とは違うスタイルが、しっかりと確立してきているため、全く違うグループとして認知されるようになってきたのではないだろうか。
昨晩の「そこさく」では、貴重なクイズメンバーである原田さんが卒業することを受け、新たなクイズメンバーを発掘する企画が放送されていた。
「けやかけ」時代は、MCのお二人も、メンバーの雰囲気を大切にしていたためか、テクニック的なことは余り話さなかったが、「そこさく」となってから、外番組でも、すぐに役立つ細かなテクニックを伝授するようになった。
前後の時間にやっている坂道シリーズの番組MCのやり方を、踏襲しているだけなのかもしれないが、メンバーがドンドン教えてほしいとお願いしている可能性も高い。
武元さんが、外番組で澤部さんと共演した時、澤部さんのことを「兄さん」と呼んでいたことが印象に残っている。これは、芸人さん同士が、先輩を呼ぶときに使う言い方である。
最近の彼女たち(特に二期生)は、大先輩のMCお二人の胸を借りる形で、いろいろと試行錯誤を繰り返しているのだろう。

最近は、「AD」の武元さん、ガヤの松田さん、真面目なのに何故かやらかしてしまう井上さん・・・など、番組の中での役割やキャラが浸透してきている。
グループ自体もスタイルが確立してきたように、メンバー個々人も、徐々に魅力が開花してきた。
彼女たちが輝き、憧れの存在となることが、「新しいメンバー募集」の最も効果的な告知であり、外番組へとつながる「きっかけ」となるだろう。

TVとラジオの冠番組。
これからも、「彼女たち」から目が離せない。






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