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楽しみが続く日々 ~【櫻坂46】さくひな祭を前にして~

7月13日に公開された『摩擦係数』MVのおかげで、ファンとして嬉しい時間を過ごすことができている。
アルバムのリード曲ということもあり、かなりの自信作で攻めてきた。
歌詞やダンス、曲調やMVと、まさに今までの集大成と言ってよい仕上がりである。
「櫻坂46って、どこが魅力なの?」って聞かれた時、「とりあえず、これを1回観て!」と言えるものがあるのが、非常に誇らしい。
公開されてから、何度も繰り返し観ていても、違った部分が気になり、一つずつ考察していくために、また観てしまうというループの中にいる。
池田監督やRemiさんが少しずつヒントを出してくれているので、それを基にして、また違った答えが得られることも多く、何度も観てしまう仕掛けが、そこかしこにちりばめられている。

池田監督からは、「縛り」という一つのテーマが明かされており、これは、「大きな振り子」や「メンバーがいるショーケース」、「腕時計」などが該当するのだろうか。
主に『理性』を担当していう山﨑さんグループが登場するシーンで、多く目にすることができる。
「振り子」は、「日常の単調な繰り返し」や「時間」を表現しており、フーコーの振り子も想起されるため、人の意識や生活とは関係なく、地球は回り続けていることを示しているとも考えられる。
「ショーケース」は、「家庭」や「職場や学校」といった身体的束縛を表しているのだろうか。
「腕時計」は、そのものズバリで、「時間的制約」や「束縛」を表すために使われている。
「椅子」は、「地位」や「社会的立場」の象徴であるようだ。

一方、『野生』担当の森田さんは、グループ加入前は、一人で野外で側転をしていたことを話していた。
身長差もあり、ずっとバレーボールをしていた田村さんとビーチフラッグ対決で、激しいバトルを展開するほど、彼女の運動能力には目を見張るものがある。
1stシングル『Nobody's fault』のエビ反りジャンプも、彼女の身体能力が前提となった振付と言えるだろう。
櫻坂46の初期、表題曲センターとして活動する中で、「世界観を創ること」と「メッセージ性の強い楽曲を担当する」という役割を果たしてきたことが、今回の楽曲でも十分に活かされている。
森田さんの躍動感あふれるパフォーマンスのおかげで、15㎝以上身長差がある山﨑さんと並んでパフォーマンスしていても、全く見劣りがしない。
通常シンメのポジションやWセンターとなれば、引きで観た時の印象を優先して、シルエットを揃えようとするところで、あえて、二期生で一番小さな森田さんと、一番大きな山﨑さんを並べてきたところも、櫻坂46ならではと言えるかもしれない。

Wセンターのお二人を支えるポジションには、櫻坂46楽曲のセンターを経験している田村さんと藤吉さんがいる。
以前であれば、ここに小林さんと理佐さんが来るところに、二期生のお二人が入った。
この陣形も、三期生の加入を前にして、二期生が中心となった体制を強調する意味があるのだろう。
アルバムのジャケット写真でも、この4人が並んでいる。

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これからの時代は、彼女たちを中心として進んでいくことを表明しているのだろう。
このアルバムジャケットについては、発表されたカットの中に映っていないメンバーがいたことから、ファンの間で、少々物議を醸したようだが、OSRINさんからは、「全員に見て制作しているので安心してほしい」という旨のコメントがあった。
そこは、制作陣を信頼して、入手した時の楽しみとして、とっておくのも良いだろう。

W-KEYAKI FES.を前にして、アルバム関連の話題が次々と解禁されているため、どんどんテンションがあがってきている。
このような娯楽や癒やしを与えてくれる彼女たちには、本当に感謝しかない。



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