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少年ジャンプコミック「キン肉マン」

2023.09.26 017

藤子不二雄先生の世界から足を洗ったのはキン肉マンに出会ったからだろう。
ひとりっ子の俺は、少年マンガに手を出すのは遅い方だった。
アニメが先か、キン消しが先か。
クラスメイトの影響がもろに出て、小学校2年生の頃には家の手伝いで得た50円を握りしめ、ガチャガチャを回していた。
多分最初はモノから入ったんだろう。
身体が弱かった俺は、しょっちゅう熱を出して寝込んでいる子どもだった。
母は治ったらマンガを1冊与えてくれた。
それこそ最初はパーマンから始まり、大長編ドラえもん、ハットリくん、怪物くんなどが並んでいたが、多分俺のリクエストだったんだろうな、キン肉マンを買ってもらった。
主人公のキン肉マンよりも、周りにいるアイドル超人の方が好きだった。
最初に好きになったのはロビンマスク。
鋼鉄のマスクに身を包み、痛そうなタワーブリッジがカッコ良かった。
一時悪役になったのは悲しかったけど、七人の悪魔超人編の際には再びカッコ良いロビンを見れて嬉しかった。
でもすぐにアトランティスに沈められたっけ・・・。
そのあと好きになったのはウォーズマンだった。
第2回超人オリンピック編でラーメンマンを廃人に追いやり、キン肉マンをギブアップ寸前まで追い詰めた憎きライバルは、七人の悪魔超人編では自分よりも10倍もの超人強度を持つバッファローマンのロングホーンをへし折りながら絶命するというめっちゃカッコいい姿で大ファンになった。
そんな大好きな二人がタッグを組んだ超人タッグトーナメント編で、超人師弟コンビには痺れた。
初戦の相手、ヘル・ミッショネルズじゃなければなぁ・・・。
モスト・デンジャラスコンビだったら勝てたのに(失礼)。
王位争奪編もロビンとウォーズマンは活躍してくれた。
情報が多すぎたのと、俺の中では第2回超人オリンピック編からタッグトーナメント編までが最高潮だと信じて疑っておらず、そのあとはそこまで熱意がないんだな・・・。
そして、キン肉マンは完結をする。
キン肉マンⅡ世を経て、キン肉マンはまた再び帰って来た。
最初こそ読みふけっていたが、だんだんとなんか違うなあと。
俺の中でキン肉マンは王位争奪編で完結したから、その思い出だけで十分ということが分かったかな。

今回はキン肉マンの中の好きな超人にスポットをあてて書きました。
あ、キン肉マングレートについて書くの忘れた!笑