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MJ&ピペン

2023.10.05 026

毎日note、今日の好きな人。
マイケル・ジョーダンとスコッティ・ピペンのコンビだ。
中学3年生の頃、俺はSLAM DUNKとDEAR BOYSのおかげでバスケットにはまった。
部活は卓球部だったにも関わらず、隣のバスケ部にお邪魔して基礎を教わった。
そのうちバスケットゴールがある公園を見つけ、部活に顔も出さずにその公園でひたすらシュート練習をしていた。
高校にあがると、バスケ部に入る。
未経験者組ではあったが、ある程度出来るということですぐに経験者組への練習に入れて貰ったっけ。
その頃になると、マンガだけではなく、リアルの動きを追いかけるようになる。
友だちがNBAの試合をビデオに録画してくれていたおかげで、観ることが出来た。
その中で俺はマイケル・ジョーダンの魅力にとりつかれることとなる。
フリースローレーンから空を泳ぐように跳ぶカッコよさ。
ここで決めて欲しいというときに決めてくれる勝負強さ。
オフェンスだけでなくディフェンスにも手を抜かない。
バッシュもかっこよかった。
友人たちはこぞってジョーダンシリーズのバッシュを買い部活に履いてくる。
俺も当然欲しかったが、どうせすぐ辞めるんだから安いのにしなさいと、母親から言い渡されて、なくなくコンバースのバッシュを買ったっけ(それでもかなりカッコいいデザインだったけど)。

次第にジョーダンの隣に立つ、細長い男が目に入るようになる。
スコッティ・ピペン。
ジョーダンに鍛えられし男。
俺は身長が低かったので、ポジションは必然的にガードしか選択できなかった。
かといってジョーダンみたいな神技が出来るわけでもない。
ドリブルとパス、それとミドルレンジや3ポイントを狙うしかなかった。
だからピペンのようなフォワードに憧れがあった。
ジョーダンがマークに激しくあうと、そこを呼応するようにピペンが決める。
ピペンが当たりだすとディフェンスはピペンにつく。
するとジョーダンが決める。
当時のNBAで最高のデュオは?という質問に、カール・マローンとジョン・ストックトンの名をあげる人は多かったが、俺はジョーダンとピペンのデュオが大好きだった。
だからこそ、バルセロナ五輪の際にふたりとも選出されて、大暴れしていたのが嬉しかったし、ドキドキした。

今のNBAはセンタークラスの選手も3ポイントを撃つし、ゴール下のコンタクトも減って来た。
ゴール下が戦場だった時代を観てきた世代としては少々物足りない気もするが、時代と共にスポーツは変革をする。
それは致し方のないことだと思う。
今は全くNBAを観ていないが(B3リーグの試合はたまに観戦しに行く)、それでもきっと今のNBAも迫力もあるし、スター選手も多いのだろう。
でもきっと、あの時のドリームチームのような選手の名前を観るだけでワクワクするような興奮はもうないんだろうなあ。
ドリームチームのおかげで、チャールズ・バークリーとクリス・マリンが好きになった。
太りすぎの身体に負荷がかかったのか膝を傷めてバスケ部を退部した俺は、その後バイト代でAir CBというバークリーモデルのバッシュを買った。
公園でするバスケや、普段履きとして穴が開くほど履きつぶしたなあ。

相変わらず話が脱線しまくったが、バスケを始めた頃の憧れだったジョーダンとピペン。
3ピートを2度達成したその偉大な功績は今後も語りつくされるだろう。