2話

知らない人んち(第2話)応募

※これはテレビ東京のコンテストへの応募投稿です。

知らない人んち(仮)
第2話 ストーリー案

【設定】
アク・ジェミ・キャンは人の不都合な記憶を消す組織に属している。
(3人は人間ではなく、いつまでも歳をとらない)
暗室には、記憶の消した部分に関する物が保管されている。

きいろは孤児院で育った。家族は事故で亡くなった、と思っている。
しかし、本当は小さい頃に家族ごと事件に巻き込まれ、きいろだけが逃げて生き残った。
その際、きいろは小さい頃の記憶をアクたちの組織に全て消されていた。
家族の絵は記憶が消される前に、未来の自分が家族のことを思い出せるように、
きいろが描いたもの。
「ニゲテ」のメッセージは、事件に巻き込まれたきいろの母親が書き残したもの。

【ストーリー】
玄関の呼び鈴が鳴す。
ドアの穴からのぞくと作業着姿の濱津さん。
この地域のガス点検でやってきたのだ。
濱津さんが家に入りガスの点検を行う。
その際に、キャンちゃんが会話の中できいろの名前を呼ぶ。
濱津さんが“きいろ”の名前に反応する。

濱津さん「もしかして、あのきいろちゃん?まなかきいろちゃん?」
きいろ「はい?私、まなかきいろですけど?」
濱津さん「いやー、懐かしいな。きいろちゃん、ずいぶん大きくなったね!」
きいろ「…あの、どちら様ですか?」
濱津さん「ほら、覚えてないかな?きいろちゃんがまだこんな小さい時にさ、…」

途中で、アクがその会話をさえぎり、濱津さんは帰される。
濱津さん、外に出て帰る途中でアクに記憶を消される。

きいろ、和室で一人になって思い出そうとするが全く思い出せない。
ふと、家族の絵を裏返し、自分の名前が書かれていることに気づき驚く。

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