こんにちは。
土佐のはちきん、里穂です。
今日は先日行った棟上げのあれこれをお話します。

施工開始から約一ヶ月。
あっという間に建物は出来上がっていく。

棟上げといえば「餅投げ」
餅投げだけど、投げるのは餅じゃなくてもいいよねってことで、もらって嬉しい物を投げることにした。
お菓子を始め、乾物やらカップ麺やら、ジップロックやら…。
たくさん準備して、わくわく。
これ拾う人、絶対嬉しいよね。
なんなら私も拾いたい（笑）

「餅投げ」は通常、男の人が屋根に上がって投げる。
だけど、私たち、栗生の暮らしは社長を除いて3名が女性。
「女性の力で栗生を元気にしたい」
という気持ちをこめて屋根に上がることにした。


前日の夜のこと。
「屋根の傾斜、けっこうキツイよ。大丈夫？」
と旦那に心配される。

そういえば私は高いところ苦手だった(；´Д｀)

棟上げ当日。
昨日までの雨はどこへやら。青空がキレイ。
屋根の端に付いてる五色旗が青空に映える。
屋久島って、空が近いなぁ。

さて、問題の屋根に登る。
足場の階段、手すり無いしー！

恐る恐るのへっぴり腰でなんとか登れた。
屋根まで来たけど立てないよぉー。

「下から見てたら座っててもわからないよ」
優しい大工さん、私を励ましてくれる。

ま、なんとかなるか！

そわそわしつつ、時間はすぎて。
棟上げの時間がやってきた。
まずは法要。
優しい声のお念仏を聞いて、気持ちが落ち着いてきた。

よし、いざ、登るぞー！！

へっぴり腰を封印し、一段、一段登る。
屋根に上がると気持ちいいー。
下から友達が、子どもたちが、地域の方が、
手をふってくれた。
私も大きくふりかえす。
大丈夫、もう怖くない。

「いくよー！」
思いきり投げる。
必死に拾うみんながめっちゃ面白い。
子どもよりおばさんの迫力がすごい（笑）
こっちに投げて！とアピールまでしてるし（笑）

数年ぶりにあった棟上げ&餅投げ。
たくさんの人が笑顔で、楽しんでくれた。
もちろん私もめちゃめちゃ楽しかった。
上棟祝いもたくさんいただき、近所の山下商店は社長の好きな「キリン一番搾り」が売り切れる始末。
すごい経済効果！
地域活性化、めっちゃしてるやん！

楽しいことに人は集まる。
人が集まると活気が生まれる。

これからもっともっと、屋久島を、栗生を、盛り上げていくぞー！！

次の日のこと。
職場で同僚の先生から一言

「昨日はほんとに楽しかった。ありがとう！
また餅投げしてね(*^^*)」

「またって（笑）」
「まだ１号店始まってないけど…」

次の夢は２号店を出すことに決まり！
サイコーの餅投げをするために…(*^^*)