サウナの入り方〜水風呂編〜
初心者でも分かるサウナの入り方をシリーズで特集します。
たくさんの方に、安全に楽しくおしゃれにカジュアルに、サウナを体験してほしいと思っています。
サウナの楽しみ方
サウナを楽しむ主な流れはこちら。
サウナ室であたたまる(6〜10分程度)
水風呂でクールダウン(1分程度)
休憩する(5分〜10分程度)
それでは水風呂編です。
水風呂で、クールダウン
水風呂には入れないよ、と思う方もいると思います。
でも、この記事を読んでいるあなたは、サウナに入った後で、体はポカポカなはず。
その状態だと、意外といけるんです。
水風呂は、一般的には17度〜20度のところが多いです。15度を下回ると、結構冷たい部類に入ります。
施設によっては、シングルと呼ばれる、温度が1桁代の水風呂もあります。
最初のうちは、20度に近い水風呂からチャレンジするといいでしょう。
水風呂の入り方① 必ず汗を流してから入る
サウナ室で汗をたくさんかいていると思います。暑くて早くクールダウンしたい気持ちはよくわかるのですが、必ず汗を流してから入るのがマナー。
汗は、サウナで温まった体をなるべく冷やさないために、水ではなくお湯で流す方がおすすめです。
水風呂の入り方② 足先からゆっくり入り、肩まで浸かる。
急に全身浸かると、刺激が強すぎるので、ゆっくりと足先から入りましょう。徐々に慣らしていきながら、そのまま肩まで浸かります。中途半端な浸かり方をすると、気持ち良くないので肩までいきましょう。
肩まで浸かるのが苦手という方は、浸かる前に息を吸って、それを吐きながら座ると、呼吸が楽になります。
水風呂の入り方③ むやみに動かない
肩まで浸かったら、そのままジッとしましょう。そうすると、水風呂に慣れ、羽衣を羽織るはずです。
「羽衣を羽織る」とは、水風呂に浸かっているうちに体が慣れてきて、体の表面をうすい温度の膜が覆っているような感覚に陥ることを言います。
これはとても不思議な感覚で、サウナ後の水風呂でしか味わえないものです。
ちなみに、水が動くと羽衣ははがれやすくなります。人の移動はもちろん、バイブラと呼ばれる機械による水のブクブク振動によっても羽衣ははがれます。羽衣が好きな方は、座る位置を工夫するといいでしょう。
水風呂の入り方④ 上がるタイミングは喉が冷えた頃
水風呂に入って体が冷えると、喉(気道)がスーッとしてきます。このころが上がり時です。
ただし、喉が冷える前であっても、その時の体調に合わせて早く上がるなどの工夫は忘れないでください。
水風呂の入り方⑤ 頭をしっかり冷やす
多くの水風呂では、潜ることは禁止されています。しかし、ととのいのために、全身を冷やしたいと思うのが人間です。
そのため、水風呂から上がる時などに、桶で水を頭からかぶることをおすすめします。
頭を冷やすかどうかで、その後が結構変わってきますので、筆者おすすめの方法です。
なお、潜ることが許可されている水風呂もありますので、そのときは思いっきり潜りましょう。
ここまでおさえれば、水風呂はバッチリです。
正しく入れば、水風呂は怖くありません。安全と楽しさを両立させて、水風呂を楽しんでいきましょう。
次の記事では、休憩を特集します。
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