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ねこの話

もう何年も見続けていた
ねこがいました。

過去の画像を調べていくと、
出会いは、もう5年前になっていたようです。

そのねこは、地域猫で、
一応、住居不定といいながら、
近所の方に食べさせていただいていて、
看板ねこ、のような感じ、
でもありました。

とはいえ、ふだんは外にいることが多く、
車の下などにいたりしていました。

暑いときも、外で寝そべっていたりして
どうも、外にいるほうが好きだったのかな、
という感じでした。

かの地に行くたびに、
見に行って、居ないとがっかり、
居ると、まとわりつかれて遊んでくる、
という、スケジュールとなっていました(笑)

人なつっこいねこで、
通行人にも、愛想の良いねこでした。
(野良猫なので、生き抜くために
    愛想がよくなったのかもしれません。)

とはいえ、かなりの年齢だったこともあり、
ある時から不調で、結局、
ご飯もらっていた方が世話しないと、
どうにもならない状態になり、
その方の献身的世話を、その方の自宅で
されることとなりました。

ということで、ここ1年ほどは、
かの地に行っても不在、
かの地からも、足が遠のいていました。

すっかりごぶさたになっていた最近、
虹の橋を、との話を聞きました。
もう会えないんだな、と
がっくりしてましたが、

一緒に見てきた同志いわく、
「地域猫の彼女は、
    家猫として、最高の最期を迎えたんだ」と。

たしかに・・・。

本当に素晴らしいねこでした。
ゆっくりお休み。
今まで本当にありがとう。