「仕事が楽しい」

私が通っている整体の先生はいつもそう言う。そんな先生は三が日も講演会用の資料を作成したりと仕事をしていたそうだ。

「昨日は休みだったんだけど、なんだーかんだー仕事してしまってねぇ。」と先週の施術時もそんな話をして笑っている先生が私はとても羨ましかった。

それに比べて私はどうだろう。先生みたいに仕事が楽しいと最後に思えたのはいつだっただろうか。初めて自分の意思でプロジェクトを動かした2年目の時…？3年目は会社の全体像や裏側が見え始めて仕事をするのがバカバカしく思っていたし、4年目は適応障害になって楽しむ余裕なんてなかった。

私の直属の上司も仕事に生きている人だ。毎日毎日遅くまで残業をして仕事に追われている。そんなところは先生と同じなのだが、先生と違うのは「仕事が楽しい！」と冗談でも言えない部分。上司はただただお金のために働いていると言っていた。

「仕事が好き」と「仕事が楽しい」は違うと私は思う。

私も仕事は好きだ。やりがいもあるし、休職中は仕事がしたいと思った。けれど楽しくはない。日曜日になれば月曜日が憂鬱になるし、仕事中にイライラすることも多い。

働かないという手もあるが、現在の私の状況からすると宝くじが当たるか、玉の輿に乗らない限りは働かなければならない。そんな状況で、「楽しいと思えない仕事をする時間」を心底勿体ないと感じ始めていた。

なんて甘ったれた考え方なんだ。と思われるかもしれない。けれど、将来のためでもない、楽しいと思えない仕事をこれ以上続ける意味を見いだせなかった。勿論働くということは楽しいことばかりじゃない。苦しいことがあることもしっかり理解している。その上で私は転職しようと決めた。

ずっと前に転職を決めたという記事を書いてから、早数ヶ月が経ってしまったが、やっと決断ができた。いい機会だから、この記事から時々私の転職記録を記事にしようと思っている。

私の2022年のテーマは「変化の年」だ。
2022年 12月31日に「今年1年は自分を大きく変化させることが出来た。」という内容の記事をかけるよう頑張ろうと思う。

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place：古桑庵
drink：ほうじ茶
sweets：クリームあんみつ
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