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書いて、刻んで〜本のひととき〜

「毎日を自分らしく生きるための小さいノート活用術」髙橋拓也

紙モノに弱い。
以前も記事に書いたことがある。
ポストカードに便箋、美しい包装紙等々。
大きな文具店に足を運べば、半日は過ごせそうな気がする。

中でもノートが好きだ。
綴じてある紙が。
らせん状のグルグルで綴じられてると尚更、惹かれてしまう。

「何かを書き留めたい…!」
私の本能がそうさせるのか、引き出しには
いくつも未使用のメモ帳が眠っている。
(ヘッド画像参照)

この本とは、ここで出逢った。

JRで上野に出かけたときは大抵立ち寄る。
美しい文具や雑貨に加えて本も並んでいる。
私の心をくすぐるラインナップなので素通りはできない。

タイトルを目にした瞬間
「書く&ノート好きの私になんてぴったりな本!」
と心が踊った。
書いたのはこの人。

「毎日、文房具」というサイトを運営しているらしい。
著者自身が小さいノートを活用している。
ノートを使うことで意識や行動にどんな変化があるのか。
自分なりのルールを決めて、ノートを意味づけている。
サイズや仕様、フォーマット。
経験に基づくアイデアが満載だ。

著者はもちろん、「小さいノート愛用者」の使用例が参考になる。
好きなこと(もの)を自由に、好きなスタイルで。ノートに書き込んでいく。
見ているだけで楽しい。
そして想像する。
自分ならどんなノートを書くんだろうと。

可視化されることで、輪郭が見えてくる

本書より

可視化。見える化は大事だ。
まず考えて書いて。
書いたものを見て。
自分の中に落とし込む。
納得した上で吸収するというか。


普段から「1日のやることリスト」を作成している。
やらなければならない家事や、買う物。
ついでに献立も立てておく。
用事が済んだら違う色のペンで消していく。
充実感もあるし、忘れ物も減る。
たまに書かない日があると調子が狂うし
動きも鈍い。
私には書いて覚えることが向いているみたいだ。

📒そろそろ来年の手帳が店頭に並ぶ季節。
自分好みのフォーマットに出会うのは難しい。

いっそ、自分好みに作っちゃう?
フリーハンドで日付を書いて。
線も枠も何もかも自由に。

小さなノートに触発されて、そんな気分が湧いてきた。


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