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ことば遊びのようでいて〜本のひととき〜

「あしたのあたしはあたらしいあたし」石津ちひろ・大橋歩(絵)


🍩noterさんからのコメントで知った本を、図書館で借りてきた。

詩をよく読む方だけど、著者のことは知らなかった。

手に取った本は絵本のようにかわいらしい。

大橋歩さんのイラストも線がほのぼのする。


何だか素直に心に入ってくる、ひらがなで綴られたことば。

ことば遊びが、メロディにのって響いてくるような。

あっという間に読めたけど、また始めから読み返してみる。

時にはランダムにページを開いて。

あしたのあたしは あたらしいあたし   あたらしいあたし            あたしのあしたは あたらしいあした   あたしらしいあした

これは「あした」。

タイトルはこの詩からとったのだろう。

あたしとあした。

あたしのあした。


連休が今日で終わる。

明日からは通常モードだ。(勤めていない私は変わらぬ家事だけど。)

私は割と過去を引きずりがちで、ふとした瞬間に嫌なことを思い出すことがある。

とらわれてしまう。

記憶力が変にいいから尚更だ。

過去は戻れないんだから、せめて未来を向けばいいのにって思うけれど簡単には切り替えられない。


いやいや、連休中に嫌なことがあった訳じゃない😅。


「あした」を読んで思ったのは。

今日の出来事は寝た時点で完結させて。

明日は新しく始めよう。

目覚めた私は新しい私だ。

今日は今から始まる。

ここから。


そんな思いで過ごせたら、明日が楽しくなりそう。希望がじわじわ湧いてきそう。

せめて気持ちだけは、こんな感じで。

心がけは大事。うん。


あしたのあたしはあたらしいあたし。

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