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東横線橋梁下、「また覗き」の富士

「東京、びっくり富士見ポイント」記事一覧

多摩川駅最寄りの多摩川河川敷からピンポイント

 2023-24シーズンの富士見ポイント再開です。初回はまた大田区に戻りまして東急東横線近くの多摩川河川敷です。実は多摩川河川敷からはあちこちで富士山が見えます。ですから多摩川からの富士山というのは珍しくないのですが、今回紹介するポイントは実に特別です。
 それは富士山が鉄道の橋桁と橋脚の中に見えるのです。つまり橋桁と橋脚を額縁に見えるわけで、これはレアポイントです。

 その景色がこちら。

 え? どこ? どこどこ?

 ん?

 おおお!

 これかああ!

 というわけで、多摩川駅を出て多摩川に向かい、多摩堤通りを渡って河川敷に下ります。斜めに下りますので、上流に折り返し、多摩川に注ぐ支流の水門施設下を潜ったあたりから見えます。東横線橋脚のうち、川の中の1本とその一つ川崎寄りの柱の間から見えますが、前後10メートルほどのエリアでしょうか? 見逃さないようにご注意ください。
 高い位置の方がよく見えますが、これも高すぎると橋桁の陰になるのでいいポイントを探してください。雰囲気は天橋立でやる「また覗き」の感じですね。

 多摩川河川敷で富士を見た後はせっかくですからすぐ近くの多摩川浅間神社で富士を眺めましょう。ここもよく知られた富士見ポイントですが、一番よく見えるのは建物の屋上ですので、地上の富士には数えません。

 橋の上を三種の車両がすれ違っています。なかなかないタイミング。

 しかし今年の富士は雪が少ないです、暖冬の影響でしょうか。この撮影は12月4日ですが、富士山に黒いところが見えます。例年ならこの時期は真っ白です。

 最後まで異常気象を感じさせる2023年です。

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