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3タワー+富士山が一望の橋

「東京、びっくり富士見ポイント」記事一覧

シーズン1を締めくくる豪華展望台

 前回に続いて葛飾区ですが、今回で「東京、びっくり富士見ポイント」の「シーズン1」は終了です。
 まだまだ地上からの「びっくり富士見ポイント」はたくさんあるのですが、いかんせんもういい写真が撮れません。東京では富士山がよく見えるのは秋から冬の空気が乾燥して澄んでいる季節です。これまでの写真も12月から3月頭ぐらいまでに撮り溜めたものです。
 また秋から再開しますのでよろしくお願いします。
 さて今回も中川沿いですが、旧中川が大正から昭和にかけて開削された荒川で分断されたため、現荒川に沿うように流路を変えられた中川と荒川を跨ぐ平井大橋がポイントとなります。荒川の東側堤防部分は葛飾区で、渡り切った西側は江戸川区になります。

 ここの最大のポイントは、富士山が見えるのは当然として、東京を代表するランドマーク3つが同時に見えるという点にあります。それは東京タワー、スカイツリー、都庁です。下の写真を見てください。富士山とともに一望なのがわかります!

 え、わからない? じゃこれでどうでしょう。
 写真ですとなかなか判別しづらいですが、現地で肉眼で見ると結構よくわかります。都庁はちょっと探しますかね。見えるポイントは、橋の北側の歩道を葛飾区から江戸川区に進んで少し歩いた場所です。

 富士山の見え方は少ししょぼいですが、山頂の火口部分は全部見えています。右側の筒のような建物は両国にあるNTTドコモ墨田ビルです。富士山の前に立ちはだかるのは大手町フィナンシャルシティのビル群です。距離が遠く、大気の状態も良くないので富士山がぼやけています。右側に雲のようなものがかかるのは、フィナンシャルシティの空調設備から出ている湯気です。
 この辺り、10年前ならもっと低いビルしかなくよく見えたはずですが、裾野や丹沢はほとんど見えなくなり、さらにこんな湯気まで出されて見えにくくなっています。

 もう少し見え方の良いポイントはないかというと、この平井大橋を中川を渡った場所で降り、中川と荒川を仕切る堤防を北に向かった地点でいい場所があります。この堤防の上には首都高速の中央環状線が走っているのですが、その首都高が綾瀬川と中川の合流点を渡る場所に「かつしかハープ橋」という美しい橋がかかっています。
 この下あたりから富士を見ると、ちょうどビル群が切れて富士山がよく見えます。ちょっと写真がよくないのでぼやけていますが、手前の丹沢山地も一部が見えます。

 それでは富士見ポイントの旅は一旦中断です。
 また会う日まで!

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