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「アニメ発祥の地 練馬区」

日本アニメ産業の一大集積地

★ジャンル【文化】
★場所 練馬区練馬1-3-5 練馬駅構内 ほか区内多数
★最寄駅 西武池袋線練馬駅

★解説文
「白蛇伝 昭和33年作品 中国の説話を題材とした日本初の長編アニメカラー映画。区内でアニメ製作を行う東映アニメーション株式会社(東大泉)が製作」

★解説
 西武池袋線練馬駅の西口改札を出て通路を進むと、自販機などが置いてある角に周辺地図とともに掲げてあります。
 練馬区は区内に100社以上のアニメーション製作関連会社があるとのことで、区をあげて「アニメの街・練馬区」をPRしています。掲示のタイトルは「アニメ発祥の地」となっていますが、日本で最初のアニメーション作品は1917年にすでに作られており、製作地は練馬区ではありません。
 では練馬区は何かというと、この掲示で紹介されているアニメ映画「白蛇伝」が、日本初の「長編カラーアニメ映画」作品であり、その製作が練馬区で行われました。具体的には大泉学園にあった東映動画(現・東映アニメーション)です。ですから実は練馬駅は現場ではないのです。
 このマガジンでは「現地」にこだわって書いてきましたのでちょっとおかしいのですが、そもそも発祥地の設定が「練馬区」と広範囲であり、その代表として、最初の「長編カラーアニメ映画」である「白蛇伝」が紹介されている練馬駅を発祥ポイントとして掲載させていただきます。
 しかし「白蛇伝」の製作は画期的なことでした。それまでの日本製アニメは短編がほとんどで、圧倒的な質のアメリカのディズニー映画などの足元にも及びません

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