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【いい人戦略】「アドバイス」と「教える」って違うね

定期的に言っていることだが、僕のnoteはストックがある。

具体的言うと、今日投稿される文章は今日書いたものではなく「少し前」に書いたもの。

これを書いている今日の日付は2月13日。

バレンタインの前日である。

が、これが読者さんのTLに映る日は、おそらく16日の金曜日だろう。

記事の内容によっては「これは早めに出したい」ということもあるから、日にちが前後することはあるけれど、基本的に執筆と投稿の間にブランクがある。

そのことを念頭に置いて、僕のnoteは読んでほしい。

まぁ、日付が重要なnoteってあまり書かないけどね。


昨日投稿したnoteがある。

さっそく前言撤回になるが、「昨日書いた」と「昨日投稿した」も意味が違うのだ。

今回は「昨日投稿した」noteの話。

詳しくは上の記事を読んで欲しいが、「最近の音楽って複雑だよね」と。

「情報過多が当たり前の世代がターゲットだからじゃね?」

そんな推測を話したnoteにて、「YouTubeの”チャンネル内検索機能”をnoteにも付けて欲しい」と書いた。

そして、投稿してから割と早い段階で「その機能あるよ」というコメントをいただいた。

上の記事でも追記したがもう一度言うと、クリエーターページの右上にある「・・・」マークを押してメニューを出す。

するとそこに「記事を検索する」というボタンがあるからそれを押して、検索したいワードを入力する。

そうするとクリエーターの記事を検索することができる。

教えてくれた方、本当にありがとう。

ある機能を「無いぞ!追加しろ!」とのたまう、裸の王様状態が解消され、一つ賢くなれた。

それと同時に「アドバイス」と「教える」の違いを知ることができた。


「いい人戦略」という生き方がある。

これは岡田斗司夫さんが提唱する「情報化社会の生き方」だ。

その中で「人への”アドバイス”はするな」という講義がある。

人の間違いや欠点を指摘することは、いい人の逆、「イヤな人戦略」であると。

よく聞くのは、ゴルフをしていると隣の知らないおじさんが「ご指導」してくれるという話。

僕はゴルフをやらないので経験したことはないが、状況はなんとなく想像できる。

要は「おせっかい」だ。

求めていないのに「アドバイス」をされることは、おせっかいであり鬱陶しい。

だから「いい人戦略」では「人へのアドバイスをするな」と諭している。


だけどね、「いい人は”教える”んだよ」という講義もあるのだ。

僕はこれを聞いた時、「”アドバイス”と”教える”って一緒じゃね?」と思った。

ゴルフをご指導くださるおじさんも「教える」つもりでやっているはずである。

それなのにおじさんには「鬱陶しさ」を感じ、今回コメントでnoteの機能を知らせてくれた人には「感謝」をしている。

この違いはなんなのだろう。


僕は「物事の起点」が”アドバイス”と”教える”を分けていると思う。

”アドバイス”の起点は指導者側にある。

受け手側は自分のゴルフスタイルに疑問を持たず、楽しんでゴルフをしている。

が、「楽しんでいるだけ」というのは指導者側にはわからない。

「もっとこうした方がいい」「ああした方がいい」と改善点が浮かび上がり、つい口に出してしまう。

やれ「もっと脇をしめろ」だの「こうスイングした方が遠くに飛ぶ」だのってね。

この「ご指導」が起きた起点は、指導者側が受け手の欠点を見つけたからである。


一方、”教える”の起点は受け手側にある。

僕の事例で言うと、クリエーター記事の検索機能を知らないという「無知」を自分から晒している。

それどころか「これ僕が思い付いたよ。読者にもメリットある機能だよ。noteさん使っていいよ」と上機嫌にうそぶいている。

そんな僕に対してコソッと「その機能もうあるよ」とコメントすること。

言い換えればこれは、これ以上僕が恥をさらすことを防いでくれた”天使のお告げ”なのである。

という感じに”教える”の起点は、受け手が自分の間違いを晒すことである。


この例えだと状況が違うので、一つの事例で例えてみる。

街中を歩いているとする。

するといきなり知らない人に「お前顔ブスだな」と言われ、「こうやってメイクした方がいい」だの「化粧水はこれがいい」だの、いろいろ言われる。

これが”アドバイス”。

そうじゃなくて、自分で「もっと綺麗になりたい」と思い、美容系のYouTubeを見て、その人が企画した「メイク術講座」なるイベントに参加し、YouTuberから「こうやってメイクするといい」とか「私はこの化粧水を使ってる」と学ぶこと。

これが”教える(教わる)”。


物事の始まりが「指導者側」か「受け手側」かで、与える印象は全然違う。

「いい人戦略」における「”アドバイス”はするな」と「”教える”といい」は矛盾しているようで、全然違った。

受け手が教えを請うてきたその時に「教える」。

僕が間違いを晒したその時に「教えてくれた」あの人は、間違いなく”いい人”である。

逆に頼まれてもいないのに「”アドバイス”と”教える”の違い」をウダウダと書いている僕は”イヤな人”なのかもしれない。

だって仕方無いじゃん。

思い付いちゃったんだもん。


”イヤな人”はこうやって、人にアドバイスをする。


以上!くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

スキやコメント、フォローをよろしくお願いします。

ではまた👋



【岡田斗司夫さんの”いい人戦略”】

【”いい人戦略”を中田敦彦さんが解説した動画】

【過去に”いい人戦略”をテーマにして書いたnote】


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