【本】J.L.ボルヘス「汚辱の世界史 」。古今東西の悪人たちを虚実を織り交ぜて紹介した超短編列伝。「メルヴのハキム」の章が実に面白い。古代ペルシャ、仮面を被った異端の預言者ハキム。彼の顔を見たものは目が潰れると言われていた。反乱を起こすが失敗し、処刑時、ついに仮面が外されるが…。

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