こんな風になりたいなあ、
あんな風になりたいなあ……。


誰しもそんな風に、
望む世界を思い描くと思うんです。

そして、それを思い描いている間は
ワクワクしてウキウキして、
とても心地がいい。


でも、ほぼ同時くらいのタイミングで
「私にはどうせ無理だし」とか
「現実を見なくちゃ」と

その心地いい感覚から自分を
締め出してしまう。


それは、きっと目の前の現実こそが真実だと
思い込んでいるからじゃないかと思うんです。


だから、現実になるルートが
ある程度想像できること以外は望むことすら
やめてしまう。



確かに私たちはが教えられた幸せの形は

一生懸命勉強して、いい大学に入って、
いいところに就職して、いい給料をもらって、

結婚して子供を作って、定年まで働いたら
退職金をもらって暮らす……

と、たった数行で書いてしまえるほど、
決まりきっていました。


この枠から外れるのは、特別に恵まれた人か
脱落した人。

生まれながらに特別な何かを
与えられた人以外は、

せめて枠から外れないように、今を犠牲にして
幸せな未来のために尽くせと
言われ続けてきました。


そして実際私の周りの大人たちは
そういう風に生きていました。


だから、特別に恵まれたわけでもなく、
今を犠牲にして頑張ることもできない私は
幸せにはなれないんだと思い込んでいました。


初めから諦めていたんです。

どうせ幸せになれないんだから
望む未来なんて思い描くだけ無駄だって。

どうせ叶わないんだから、
望む未来を思い描く方が辛くなるって。


でも、時代は変わったんです。

望む人生を自分で創れるようになったんです。