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くろかわさん自身がデッサン

くろかわさんです。

実技講習会に何度か参加していると、自分も描けるような気になったりします。それでも描こうとは思わなかったです。それは絵が上手くないと思っているからですが。

ある日、アート系JKを目指す娘は少しモチベーションが落ちたように見えます。受験勉強とデッサンなどで少し疲れや慣れも出てきたのかと感じました。

ともかく、くろかわさんも引き締めようと思いますがダメ。英語などの教科の勉強であれば、娘よりも出来る自信もありますし、点という絶対的な基準があるのでかける言葉も思いつきます?が、絵の方は見つからず。絵は明らかに娘のほうが上手いし、どっちが良いとか悪いとか、基準がありません。娘も、描いたこと無いくせに、描けないくせにとやかく言うなと、取り付く島もありません。画塾の先生でもいれば良いのでしょうが、そこを追い詰めても良くないがちょっとムカついて、結果、くろかわさんは一緒にデッサンを描こうと提案します。

あとから考えるとこれは賭けでした。最悪の場合、やる気はなくなる。アート系子供の一番嫌なことの1つ、絵を親にとやかく言われたくない、
公立K高校の生徒さんから後でそう聞きました。

くろかわさんが描くことで、変なプレッシャーになってもいけないのですが、くろかわさんも描きたいなー、ちょっと同じモチーフ描いてよー、と持ち掛けました。

でも本音を言えば、描ける、と思っていました。何度も実技講習会でデッサンの基礎や描き方を後ろで聞いたのです。多少は!とおもっていました。

生まれて初めてのデッサン。

描いたもの。

みかん。


デッサンしてみた結果、60分程度で出来ることの少なさ、難しさがわかりました。そして何より、「疲れる」。汗をかきました。アート系の人達、すごいです!

そしてこの感想は娘にすぐに共有しました。少し満足げというか誇らしげでしたが、娘は何となくやる気を取り戻したかのようでした。そしてこの取り組みは3回実行されました。

アート系の親はこういう体験、是非してみてください。とある高校では説明会のときに、相手に実際にそういう体験会を催したとのこと。すごくイイ取り組みですね。

さて、そろそろ受験の話もしておこうと思ったので、次回は強引に戻します。

それではまた。

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