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空気は透明で見えないのに、透明な水は見えるのは何故か?

空気は透明で見えないのに、透明な水は見えるのは何故か?と考えてみた。

物が見えるのは境界面から反射された光があるから。写真の透明なグラスが見えるのは、空気とガラスの境界で一部の光が反射されて、カメラのレンズに入るから。

これは当たり前のことと思われる。逆にいえば、空気が見えないのは周りがすべて空気で満たされていて、空気のなかを進む光は直進するだけで反射しないから。

ダイビングで海に潜ると、水(海水)と空気の関係が逆転する。つまり海の中では水が周りに満たされていて、空気は泡となって上に昇っていく。
海の中では、空気が泡として見える。水(海水)も通常は透明度が無限大ではないので、遠くがかすむので存在を意識できるが、完全に透明であれば陸上の空気と同じように見えなくなる。

コップの水が見える理由
海の中の空気の泡が見える理由

コップの中の水でも、上の図と同じように水のなかに泡があれば空気がみえる。

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