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「人生のオーナーシップ」を取り戻すということ

この記事は日経アンバサダーブログの転載です。

私は現在、フリーランスの広報PR(とライター・編集者)として、現在Ms.Engineer株式会社で支援を行っています。

Ms.Engineerは、完全未経験からでも最短5ヶ月で世界レベルのITエンジニアスキルを身につけられ、即戦力のエンジニアになれるプログラム。
そう書くと、まるで夢のようですが、プログラムの厳しさ(そして受講料も)群を抜いている、ガチンコのプログラムです。

包み隠さずに言うと、私はMs.Engineerがリリースされた頃、その高額さからどこか斜に構えてサービスを見ていました。
「持てるものが自己投資し、さらに上に昇る」
そういう、格差を助長するような“高額な教育ビジネス”だと感じていたのです。

広報支援のご相談をいただいた際、私は上記の話を代表のやまざきさんに、そのまんまお話しています(笑)
今考えれば、とんでもなく失礼なことなのですが、やまざきさんはそれに真摯に耳を傾け、「そうなんだよね。それが課題なんだよね」とお話してくださいました。

本題に戻ると、Ms.Engineerではよく「人生のオーナーシップ」という言葉が使われます。

自分にはスキルがないから…
家族や友人に反対されるから…
年齢も年齢だし…
女がいくら頑張っても…

誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
他でもない私自身も、人生のオーナーシップを持てていない時期がありました。

病気で何ヶ月も布団の中で過ごしている時期の私は、
何をするにも家族の顔色を無意識に窺い、申し訳なく思い、些細な意思決定すら迷ってしまう。そんな生き方をしていました。

そこから人生のオーナーシップを取り戻せたと感じたのは、フリーランスとして安定的に仕事ができるようになったとき。
自分の足で立って、自分の人生の意思決定を自分自身で行う。
その実感が持てたとき、ものすごく「自由」を感じました。

Ms.Engineerの卒業生の方も同じです。
文字通り「自分の手で稼ぐ」スキルを身につけた彼女たちは、会社や家庭に依存することのない人生を手にしています。
一生困らないスキルと、柔軟な働き方。それらを手にする前後では、人生が一変しているのです。

ですが、彼女たちは極々「普通」の女性たちです。
特別な才能や経験があったわけでも、社会的にものすごく恵まれた環境にいたわけでもない。
これを読んでいるあなたの隣にいるような、そんな「どこにでもいる普通の女性」です。

ただ、ひとつだけ彼女たちがすごかったことは、「勇気」を持てたこと。
今までとまったく異なるチャレンジの最初の1歩を踏み出すまでにはとてつもない不安と恐怖と闘わなければなりません。そして、踏み出してからもたくさんの失敗が待ち受けています。
その様子を見て、笑う人もいるかもしれません。「そんなことしたって無駄だよ」と。

だけど、どちらがいいでしょうか。

  • 大きな失敗はしないけど、他者や外部環境に依存する生き方。

  • 失敗はするし、人からいろいろ言われるかもしれないけど、自分自身の手で人生の選択をし続ける生き方。

今の日本社会で、女性が生きていくことは本当に大変なことだと思います。
SNSやメディアで輝いている女性を見て、羨ましいなと思うことは私もあります。
でも、その「輝き」こそ「人生のオーナーシップ」を持っている証だと思うのです。

人生のオーナーシップを自分の手に取り戻すことは、難しいことではありません。
今日、どんなに小さなことでもいいから「自分の意思を貫く」。

今日は昼寝しないぞ。
今日は夜のアイスを我慢するぞ。
今日は会議で一言だけ発言してみるぞ。

「そんなことw」と思われるかもしれませんが、人生を変えるということは、それくらい些細なことの積み重ねだと思うのです。

そうしているうちに、いつか必ず、あなた(と、そして私)の手に「人生のオーナーシップ」が取り戻される。そう私は信じています。

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