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ジャガイモ,セージ,ゼラニウム,ラベンダー,ヤロウ 魔女暮らし日記 7.19.2021

わたしが魔女と名乗るのは、自然信仰をしてハーブや魔術を研究し実践しているからだが、今や魔女はいろんなジャンルがいるんだなあと改めて思う。
各々のそれぞれの魔女がいていい。それは自分の信仰だから。

でもそれをやたら神やスピリチュアルや宇宙や天使や悪魔に傾倒・依存して、浅学がゆえにふんわりした説明しかできない程度のそれらから恩恵を得ようだなんて、身勝手な考え方は嫌い。

そういった目に見えないものを理解するために、わたしはせっせと畑や庭仕事をするのである。
実はすでに2025年までのホロスコープで未来予測を立てていて、コロナ云々はもはやわたしの頭の中にはない。
先立って言っておくと「今年、なんらかのウィッチクラフトをしておいて良かった(経験になったなあ)」と役立つ実感が湧くのは2025年以降だ。わたしたちはその準備をしている。
仮に今、自由がなく制限され、お金がないのだとしても。

神や宇宙を声高に依存丸出しするよりかは、地味だが堅実だと思う。わたしはわたしのやるべきことをしよう。(ホロスコープの話はまとまったら別の記事で書こうと思う)
今日は魔女畑のことを。

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セージきれい。
セージは虫がつきやすい。ハダニやアブラムシなど…葉っぱが美味しいんだね。
何年か前はハダニに全滅させられて、緑の部分を丸刈りにしたこともあったけど。
毎月、満月の収穫・切り込んで風通しをよくするのが上手になったのか、なにもしていないけど綺麗なのだ。
木酢酢も、ニームもしてない。

こうも気温が高い夏だと、病害虫の動きも一時的に止まる。そのせい?
それにしても綺麗。
こちらはローズゼラニウム。

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先月の満月の収穫で、だいぶ空いたのに。この画像の5分の1程度だったはずなのに。
どうしてこうなったー!というくらい、大きな茂みになる。
ローズゼラニウムは香りのせいか、病害虫の被害はないので、こんもりしていても心配はないけど…
また満月の収穫が大量そう。

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ラベンダーは収穫しても次々と蕾をつけ、収穫時期を逃したものには花が咲いちゃう事態。
可愛いのでいいんだけど、放置すると株が弱るので、早めに採取していきたい。

これはラベンダーの中でも「ラバンジン」という品種で、成長が早いわ、香りがいいわ、虫がつかないわ、根腐れしないわ、夏に強いわで、うちの畑では何株も植えている。
他の品種は枯らしてしまうけど、こいつは初心者にもおすすめ。

で、畑を見ていたら見覚えのない子が。
この花はヤロウ。白いヤロウもあるけど、こちらはピンクの子。
なぜここに。いつのまにか繁殖して咲いちゃった!テヘペロ!みたいな子がいて、飽きない。

傍らでは、ボリジが終了して根茎ごと腐れていったが、こうして新たに芽生える子がいると自然のサイクルを感じる。

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ヤロウ可愛い。アオイ科のような大きい花も好きだが、小さい花も可憐で好き。

そして、最近の畑での仕事はこれだった。
ジャガイモ!

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露地栽培して100キロくらい収穫できた。
一般家庭で消費できるレベルじゃないと思うでしょう。ところが消費できちゃうんだな、ジャガイモは。コツがある。

まず収穫する前に地上部の茎を切ってしまう。
そのあと、土に埋まっているジャガイモをシャベルなどで持ち上げて収穫。
それをその場所に1日置いて、乾燥させる。(だから晴れの日じゃないとできない)

これは、土中にいるナメクジなどの虫の除去と、雑菌の天日消毒を兼ねている。
画像ではねこぐるまの上で乾かしている。本当は平置きした方が良いけれど。100キロ収穫は大変すぎてもうね(笑)
販売しないのはその大変さを理解してもらえなくて、二束三文となるのが遺憾である。ほんと、大変さを想像できない人は身勝手だ。詳しくはこちら。

そのあと冷暗所にて保存する。
光が当たると芽が出てきてしまうので。
食べるときは、大きいものから優先して食べる。経験上、大きいジャガイモの方が悪くなりやすい。
これは玉ねぎなどでも同じで、小粒玉ねぎの方が日持ちするのだ。

そんなことを考えなくてもいいよう、うちでは中玉のジャガイモが育つよう10年ほど研究をしている。
3~4部立てで栽培しているが、今年はなかなか中玉が多い気がする。
まだまだ研究中。

7月10日が新月だったので、その周辺で全ジャガイモを収穫できてよかった。(引力の関係で、地下部を使うハーブは新月前後に収穫するとよいといわれている)

料理のほうは、大きいジャガイモはポテトチップス、小さいジャガイモはこふき芋、じゃがバター、その他は大量消費にビシソワーズ、カレーなど。
おいしいものが食べたいな~という日には、キッシュやグラタン、ミートパイなどを作っている。

特にキッシュは、8月1日のルーナササバトで定番となりつつある我が家のごちそう。
この時期はナス、トマト、パプリカなども採れるので、具沢山の夏野菜キッシュになる。きっと太陽も大喜びでしょう。

ルーナササバトで定番化したのは、形と色どりの影響が大きい。
ルーナサは、黄色、オレンジ、小麦色などのカラーだが、日本の夏ではお盆や旬の野菜や草花もあり、8月は割とカラフルな印象がある。
ルーナサのごちそうも、カラフルなのがいいと思った。

そして形としては、太陽の男神のお祭りなので、祭壇には太陽十字を飾ったりする。これは円形に十字架がはまった形になっている。

ちょうどピザのような形なのだが、キッシュも円形なので、ちょうどいいと思った。というか、夏野菜ピザもあり。

そうして畑仕事をしながら、次のお祭りのことを考える時間が楽しい。実はメイボンまですでに考えているわたしもいるのだが、それはおいおい。

太陽の男神の光が宿った食物を戴くことに祝福します。

今日も善い一日を。



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