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編集者が考える「正しい読書」って?

みなさん、読書してますか?

SNSを見ていると、情報感度が高い人やステップアップに貪欲な人は読書家が多い気がします。(当社比)

そんなかたくるしい話を抜きにしても、やっぱり読書っていいものですよね。

読んでる人も、忙しくて読めないけど読みたい人も、今日は一緒に「読書」について考えてみませんか?

その人ごとの読書の傾向ってあんまり変わらないんじゃない?

この前、ふと思いました。

「わたしの読書のしかたって昔からあんまり変わらないなぁ」と。

どんな読み方かと言うと、「1点深読み」。

昔から活字好きだったので、普通の人よりはたくさんの文字を読んできたとは自負していますが、冊数となるとちょっと自信がありません。

というのも、わたしは気に入った本を何度も読むタイプ。アニメもマンガもわりとそうで、音楽や食事に至ってはかなり顕著です。

書店に行って、装丁とチラ読みでビビッ!と来たものを購入して、気に入ったら何度も読みます。

同じ著者で派生したりもあまりしません。(したとしても、派生先にハマることはあまりない)

同じく本好きの母なんかは、著者(の小説)をはしごしてコンプリートに燃えるタイプですが、わたしはそれもなし。

オットもわたしとはまったく逆で、著者はしごもするし、気になったらあれこれ読んでみるタイプ。(そして感想をシェアしたいからわたしにも読ませるw)

小学生のころ、借りていちばんハマった本が『2分間の冒険』という物語だったのですが、のちにフリマで発見して買い直したほど、何度も読みました。

これを読みながら下校して、電柱に激突したこともあります。

普通は好きな本=好きな作家さん、みたいになると思うのですが、わたしの場合は好きな作家=ある特定の本なんです。

作家と作品が1対1対応するというか…

石田衣良なら『告白』、伊坂幸太郎なら『死神の精度』みたいに、(もちろん一般論ではないのは承知ですが)わたしの中ではなってしまっているのです。

卒論でも修論でも、作家論ではなく作品論を書いたので、作家の作品群ではなくて、書きたい本について深堀りするタイプの論文を書きました。

そんなわたし、20代は仕事で20万字超の活字を眺める毎日だったので、さすがに食傷気味で読めず、

産後は目がスベって読書どころではなかったのですが、最近ようやく、ぽつぽつと読書を復活させました。

やっぱり紙の本はいいね。
とっても癒やしです。(語彙力!)

本屋さんに行くと、もちろん新しい本も欲しくなるんですが、持っている本の新装丁とか文庫版が出ていると欲しくなる始末。

なので、人間、あんまり変わらねぇな〜なんて思った次第です笑

さて、みなさんはご自身の読書タイプって考えたことありますか?

なんでそんなこと知る必要あるの?

と思われるかもしれませんが、きっと、この記事を読んでいて「本読みたいけど読めないな〜」とお嘆きの方っていると思います。

そんな人の読書ライフに、ちょっとした助けになると思うからです。

みんなちがってみんないいんじゃない?読書タイプ

先ほどお話したとおり、わたしの20代はまるっと読書から離れてしまっていました。

その間、オットが色々新しいものをシェアしてくれていたのですが、どれも面白いなとは思っても読書を復活させるほどには及ばず。

でも紙の本を読みたいな〜という気持ちはずっと心のなかにあって、なんというか…とてもさみしい思いをしていました。

そんな中、スマホでマンガだけは読めていたのですが、気力がなくても「むかし読んだマンガなら読める」という事実を発見し…

紙の本にも適応してみたところ、少しずつですが読書を復活させることができました。(ちょっと前にご新規さんをお迎えもできた!)

もちろん、育児が少〜し落ち着いてきたのも要因かとはおもうのですが、

読みたいのに読めない!という場合は自分の読書タイプを考えてみて、それに合うスタイルをとってみると読書習慣が復活するかもしれません。

・1点深読みタイプ
→読んだことがある本を読んでみる

・色々読みたいタイプ
→ふだん気になっている発信者の本や、話題になっている(なった)本を探してみる

・著者はしごタイプ
→むかし好きだった著者の新刊をチェックしてみる

・オンラインタイプ
→画面でなら読めるタイプなら紙にこだわらずにスマホやタブレットで読む(産後は紙が読めなくなりがちらしいです)

・耳タイプ
→目がムリなら耳読書も選択肢としてアリ

ちょっと考えても色んなタイプがありますよね。

もちろん、どのタイプでも正解不正解があるわけではありませんし、わたしとオットのようにタイプが違うからこそ楽しめることだって、たくさんあります。

前述のとおり、オットに新しい本や作家を紹介してもらうこともありますし、わたしがオタク的に掘り深めた解釈をオットが楽しんで聞いてくれることも。

あるいは、自分のタイプ(傾向)を理解したうえで、あえて違うやり方にトライしてみるのも楽しそうです。

この記事のタイトルには「正しい」読書と大きく銘打ちましたが、みなさんを記事にひっぱりたかったのもあり、ちょっと盛っちゃいました…すみません笑

あえて言うのであれば、自分の好む読書スタイル(読書タイプ)を知ることで、ちょっと遠ざかっていた人も「読書」に戻って来やすくなるのでは?と思います。という記事でした(てへw)

ちなみに、Z世代の読書量はおちていないそうですね。この新書が気になっているので、今度読んでみようと思っています。

わたしはこんな読書タイプ!こんな特殊性癖があります!みたいなのがあればぜひ教えてください^^

ちなみに、わたしは本(小説も含め)を買う前に、最後のページをめくってみてしまうという変なクセがあります笑

最後のページだけ見てもオチはわかんないです。余韻というか、読後感というか、締めの雰囲気を見ています。

ところで!
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これからもみなさんが楽しくnoteを続けられるアレコレを発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。(Kindleもね!)

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(ここに直接書きこめますよっ☆)

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では、また来週〜ノ☆

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