はてちゃんのひとりごと

わたし、はてちゃん。

こんにちは。

みしろちゃんってアマガエルのおんなのこいるでしょ?

あのこ、にんげんのおんなのこからとてもかわいがられているのよ。

いまもおそとにだされてにんげんといっしょにいるわ。

わたしもおそとにいきたいのに、なかなかだしてもらえないの。

なんだかつまんないな…。

ずっとおへやのなかなの。

でもね、みしろちゃんがいつもおそとにだされてるりゆう、わかってるの。

みしろちゃんってすごいのよ。

にんげんのちかくでじーっとしてるの。

ぜんぜんうごかないの。

わたしだったらおそとたのしくてうろうろしちゃうとおもうけど、みしろちゃんはじーっとしていられるの。

みしろちゃん、にんげんのことだいすきなんだって。

わたし…みしろちゃんみたいに、にんげんのことそこまですきになれないかな…。

だって、おそとにいたわたしたちをつかまえて、せまいところにとじこめてるのよ。

わたしたち、おそとでのびのびすごしてたのに。

まいにちかいてきなところで、ごはんもちゃんとたべられるのはいいんだけど、やっぱりたまにはおそとのことおもいだしてすこしかなしくなっちゃうひもあるよ。

おそとにいきたいな…。

今日は我が家のアマガエル、はてちゃんになりきって書いてみました。

カエルたちがどれくらい人間のことをわかっているのか私にはわかりませんが、こんなふうに思っているかもしれないな、と想像しながら書きました。

それでは、今日はこのへんで。

いつも読んでいただいてありがとうございます。

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